「2015年07月」の記事

7/8(水)におおぞらケアセンターさまにて食リハサポートをさせていただきました!

2015年7月27日 / 食リハ

イベント名

食リハサポート~おやつ編~

主催者

おおぞらケアセンターさま

日時

平成27年7月8日(水)14時~16時

会場

おおぞらケアセンター デイルーム

参加者

ご利用者さま18名、スタッフさま7名

平成27年7月8日(水)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさんにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第13回目を行いました。

食リハサポ1

今回は作っていただいたメニューはこちら!
無題
 
 『夏らしい和菓子』というリクエストをいただいたので、夏にぴったりの涼しいおやつです。
今回は火を使わずに「電子レンジを使って」、自分だけの『特製・水まんじゅう』を作っていただきました。

 
今回は、「材料をはかる」「あんを練る」「あんこ玉をつくる」「水まんじゅうの生地を作る」「生地であんこ玉を包む」など、いつもに比べて沢山の作業をご利用者様主体で行っていただきました。

あんこは好みの具材を混ぜた参加者さまのオリジナルです。
好みの味付けや組み合わせを楽しんでいただきました。

今回は、新しいお仲間も初参加!皆さんと協力しあいながら「自分の水まんじゅう」に満足気な表情をされておられました。
『これは○○さんできるかも!?』とスタッフさんの気づきとフォローで、今まで以上に!ご利用者様のできることが増えていきました。

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調理の途中段階を見て、「失敗したのんね?水っぽくて包めないんね?」と言っていた男性陣2人。
調理が進むにつれて変化する食材を見て、「粘り出てきた!」「こうやって練りあんになってぐんだな~」など変化にしっかりと気付き、驚きを丁寧にお伝えくださいました。

普段ミキサー食を召し上がっているというご利用者様ももちろん、今回もしっかりご参加いただきましたよ!
分量を量ったり、混ぜたりと大活躍でした♪
もちろん、作りながら~そのまま味見だってOKです!
(味見したくなっちゃうくらい、美味しそう~って事ですね)


前回に引き続き、今回もお茶までご利用者様にご用意いただきました。
前回は、「お茶をどのぐらい注いだか分からない・・・」と不安を感じていたご利用者様。
今回はトレ―に置く湯呑の数の調整で、ご利用者様も不安になることなく、お茶を注いでいただくことができました。
「どうやったら作業してもらいやすいかな?」という視点で職員さんが考えてくださった結果です。
「できないからやってけろ~」から「これならできるな~」にご利用者様のお気持ちもかわる、心遣いがどんどんできています。

難易度がやや高めの「水まんじゅう」。
初めての作業でも、1つ1つの作業毎に丁寧に説明しながら進めるので、不安や混乱がなく、スムーズに進めることができます。
ご利用者さまの作業に集中して取り組まれている時の表情や会話はとても自然で、お一人お一人が輝いている時間です!

 

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・(中が透けて)涼やかだ~。キレイだな~。いいごどね~。

・店のよりうまいな~!

・こんなにうまいと1個じゃ足りない!3つも4つも食べっだいっけ。

・果物と抹茶の組み合わせもうまいな~。

・お茶の香りしてうまい~。

・緑茶に合いそうだから、お茶ができるまで待ってるよ。


など、いつもより味の感想など沢山の発言が聞かれ、味や作業を楽しんでいただけたのだと感じました。

 

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・作業が楽しかったのが、思っていた以上に皆さん作業に取り組んでくださいました。

・次々に変わる作業にも混乱なく、普段は落ち着かれないことが多い利用者様も場になじみ作業を楽しまれていました。

・新規の方や男性も意欲的に取り組んでくださっていました。

・普段は消極的な利用者様がとても意欲的に取り組んでくださいました。

など

 
今回も担当者の方には丁寧に準備をいただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。
担当者の方は事前にレシピ・作業工程表を読み込み、独自にイラスト化してスタッフの皆さんにお伝えくださっていました。
施設長さんからも「安心して任せられる!頼りになる!」と太鼓判を押されていました。
スタッフさんが自発的に楽しんで関わっていただけることが、食リハの成功の鍵だと思っています。

また、食リハサポートの導入を検討いただいておりますご施設の方の見学も快くお引き受けくださいました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。

今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
8月の食リハもよろしくお願いいたします。

このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。

ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
食リハサポートのご案内

7/12(日)に訪問介護事業所の研修会にて講師をさせていただきました!

2015年7月25日 / 講座&講話

テーマ

訪問介護における治療食のポイント~エネルギーコントロール食&塩分制限食~

主催者

わたげの会訪問介護事業所さま

日時

2015年7月12日(日)13:30~14:30

会場

山形市総合福祉センター研修室3階

参加者

わたげの会訪問介護事業所 スタッフ様 28名


平成27年7月12日(日)に、わたげの会訪問介護事業所さまの所内研修として訪問介護員さんを対象に、訪問介護における調理支援の際の注意&対応、糖尿病や肥満の方、高血圧・心疾患、腎臓病の調理内容について講座を担当させていただきました。

日頃、買い物支援や調理支援で訪問介護員さんの共通した悩みを紹介・共有し、『在宅での食事療養の成功のカギ&治療食のポイント』をテーマに、

○療養食のづくりにおける訪問介護員の役割
○エネルギーコントロール食&塩分制限食のコツ
など・・・
現状や実際の対応について事例を通してご紹介させていただきました。

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料理上手なヘルパーさんにも関わらず、悩んでいる事。
ヘルパーさんだからこその悩み。
これまでの援助とこれから求められる援助方法の切り替え など・・・。

これまでゆにしあが訪問介護スタッフさんと活動を共にしてきた方だからこそ、見えてきた現状と
課題・解決方法を提案できました。

これから訪問介護員さんは、シニアが『自宅生活を長く続けて行く為の支援者』として、必要不可欠な職種となっていきますが、これまでの支援内容ではない!というのがカギです。
1職種で実施するのではなく、相互協力の下で進めて行く事が必要だということも共感頂けたようでした。

 


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〇とても分かりやすい内容で、自身の支援内容を振り返る時間を持てました。
〇聞いていて「そう!そう!」と思えるところが何個もあって、「なるほどねぇ~!」そうだったのかと
 感じました。
〇現場に入っていると、頼られている感があって「してあげたくなる」気持ちが強くなってしまう
 んだけど、その方の『ヤル気』『意欲』を引き出す事もちょっとした会話から生まれるんだ
 という事が分かりました。

〇聞いていて、すごくよく分かりました!
 これから(ゆにしあと)お仕事を一緒にできるようになったら良いな!と思いました。

など・・・

今回の研修では、「これからヘルパーが担う役割」についても考えて頂けるきっかけになれば幸いです。

今回このような機会をくださいました、わたげの会訪問介護事業所様には、心より感謝申し上げます。
また、事前の打合せから当日の準備のに至るまでご協力を頂きました担当者様にも、お礼を申し上げます。
 
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、わたげの会訪問介護事業所様ならびに参加者様にご許可得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいととのお声を頂いております。
ご要望やご予算に合せてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。
全国どこへでも、喜んでお伺いいたします。

医療・介護の専門職向けの講座について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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7/4(土)に認知症カフェにて講師を担当させていただきました!

2015年7月21日 / 講座&講話

事業名

認知症カフェ【前田カフェ】

テーマ

何を食べたら認知症になりにくいの?!

主催者

前田クリニックさま[山形市末広町]、地域包括支援センターふれあいさま

日時

2015年7月4日(土)13:30~15:00

会場

前田クリニック 待合室

参加者

山形市にお住いの一般の方 18名

平成27年7月4日(土)に山形市にある前田クリニックにて開催された前田クリニックさん・地域包括支援センターふれあいさんの合同企画である「前田カフェ(★認知症カフェ)」にて講師を担当させていただきました。

ご参加くださったのは、山形市にお住いの一般の方約18名。
「認知症を予防するための食べ方のコツ」「自立した食生活」というテーマで、試食を交えて60分程度お話をさせていただきました。

 

無題

孤立しがちな患者と家族、認知症に不安を抱える方々、地域に暮らす住民の皆さん、支える医療福祉スタッフ同士による地域社会とのつながりを作り出したり、住民同士で支え合える気持がはぐくまれることが期待されています。
自治体やNPO法人、高齢者施設などが主体となって、認知症の方と家族だけでなく、地域の方の相談や情報交換の場として、普及が進められています。

※厚生労働省も「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」で普及推進を打ち出しました。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12304500-Roukenkyoku-Ninchishougyakutaiboushitaisakusuishinshitsu/01_1.pdf

 

山形市も高齢化が進み、高齢化率は26.9%に達しました。
認知症の高齢者も増えており、山形市第6期高齢者保健福祉計画でも認知症施策が出されました。
住民の方々が認知症について気軽に集い話し合える場所を提供し、話題のテーマとして口腔・栄養・運動を織り交ぜながら認知症の早期発見、診断、対応の取り組みのひとつとして、今回が第1回目の開催でした。

 

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●認知症と生活習慣病って関係しているの?
●認知症を予防できる食品はあるのかな?
●認知症を予防する「食べコツ」
★【試食の時間】~実際に食べてみよう!~
●自立した食生活って?
★座談会(質疑応答をざっくばらんに)

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名称未設定

●認知症って普段の食生活との関わりがとても深い事が分かりました。

●なんだか、楽しくてあっと言う間に時間が経ってしまいました。

●今日からやれる事も簡単だし、続けないといけない理由もわかりましたので、出来そうです。

●ただ聞いているのと違って、考えたりもしたし、試食もあってとっても楽しかったです。

●お友達を誘ってまた参加したい!

など

また、数日後・・・
「試食したレシピが簡単だったし、美味しかったので実践してみます!」とお電話を頂きました!!

 

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 初回のカフェでどうなるかドキドキしましたが、予想を超える盛り上がりがあって、すごく楽しく参加してもらえたみたいで
 良かったです。
 「これが良い」ってなりがちな、一点集中という食品摂取ではないんだなと思いました。
 参加して下さった方々もその理由に納得されていました。
 次回のカフェにも来やすくなったと思います。
 内容もすごく分かりやすく、やってみようと思える内容でした。
 試食の作り方も「簡単だし、アレンジも出来るし、美味しいし!」皆さんにも、喜んで頂けたようでした。

 

無題

 認知症の食事のコツで今日の話を聞いて、普段からの食生活がとても重要という事ですが、その中でも皆さん
 何度も耳にした言葉ありますよね。
 「生活習慣病」にならない体づくり!食事から!は、様々な病気を引き起こさない予防という点からも大切ですよ。
 難しくなくて、分かりやすい内容でしたね。

 

食という身近な事から、お隣の方と試食の際に感想を言い合ったり、試食の中に入っているコツを見つけ合いっこをしたりしたことで、認知症について不安に思っていること素直にを話し合える場になったようです。
今回ご参加いただいた皆さまより、「次回の開催(9月頃/歯科の先生)も楽しみだわ!」と言って頂けて嬉しいです。


最後に、このような機会をいただきました前田クリニックさま、地域包括支援センターふれあいさま、山形市長寿支援課さまには、この場を借りてお礼申し上げます。
 
ゆにしあでは、地域交流会での「講話」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣させていただいております。
ご要望やご予算に合わせて検討させていただきますので、お気軽にお問合せください。

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6/30(火)に福島県にて訪問介護員研修会の講師を担当させていただきました!

2015年7月17日 / 講座&講話

事業名

平成27年度訪問介護員テーマ別技術向上研修Ⅱ

テーマ

食介護の新しいカタチ~自立支援のための食のリハビリ~

主催者

福島県社会福祉協議会さま

日時

2015年6月30日(火)10:30~16:00

会場

ビッグパレットふくしま 1階コンベンションホールA

参加者

福島県内の訪問介護員 101名

平成27年6月30日(火)に、福島県郡山市にあるビッグパレットふくしまで開催された、福島県社会福祉協議会さま主催の訪問介護員さんを対象にした「平成27年度訪問介護員テーマ別技術向上研修Ⅱ」にて、昨年に引き続き講師を担当させていただきました。

 

名称未設定

今回は『食介護の新しいカタチ~自立支援のための食のリハビリ~』をテーマに、
●訪問介護の現状と課題
●食を通じたリハビリ支援
●これまでの介護食と課題
●みんなで食べられる介護食のレシピとコツ 
などについて、動画や画像による事例紹介や体験・グループワークを通して、現状や対応についてご紹介させていただきました。
 
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【 感 想 】

●「してあげる」お世話型から「出来ない所を援助する」自立支援の考え方がよく理解できた。

●ご利用者には、ヘルパーが来てくれて「楽」ではなく、なぜヘルパーによる調理支援が必要なのかを
 理解してもらう事も大切なんですね。

●ヘルパーはお手伝いかのように利用する側には思われているが、講義を聞いて「ヘルパーの役割」は
 これから違ってくるのかもと思いました。

●山形ではどのような仕組みで自立支援に関われているのですか。福島でもやってもらいたい!

●ご利用者とヘルパーの間に「ゆにしあさんのような中立な立場」が居れば、スムーズに支援ができるのに!
 とつくづく思いました。

●食のリハビリ・サポートについて、これまで考えた事がなかったが「調理の工程」の複雑さがワークをして
 実感できた「自分のリハビリになった」

●先生のお話が分かりやすく、山形のなまりも親しみがあり、楽しく勉強させて頂きました。

●ただ細かくするだけの食事に疑問を持っていましたが、つぶれる位のやわらかさなど食べやすいレシピが
 ヒントになりました。ありがとうございました。

●ヘルパー援助で、調理を一緒に行う方がいます。
 今回の研修で利用者が出来るところ、出来ないところをもう一度確認し、良い援助を心掛けたいと
 思いました。

●(今回は会場の関係で調理ができなかったですが、)介護食の作り方など、録画で見て分かりやすかった。

 

【 ご質問 】
● 90歳のご利用者で食習慣にかなり偏りがあって、自分の口に合った味付けでないと食べないのですが、
 このまま続けて良いのでしょうか?

●調理工程の分解でのレベル訳は、基準があるのですか?

●福島で講座や教室の開催をお願いしたら来てくれますか?

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昨年に引き続き、今回の講座も100名の定員にも関わらず、定員を超える申し込みを頂いたとお伺いしました。
在宅介護における食事支援についての関心の高さを感じます。
今回の研修が「これからヘルパーが担う役割」について考えて頂くきっかけになれば幸いです。

今回このような機会をくださいました福島県社会福祉協議会さまには、心より感謝申し上げます。
また、事前の打合せから当日の準備のに至るまでご協力を頂きました担当者さまにも、お礼を申し上げます。
 
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、福島県社会福祉協議会さまならびに参加者さまにご許可得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいととのお声を頂いております。
ご要望やご予算に合せてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。
全国どこへでも、喜んでお伺いいたします。
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6/19(金)に長井市の福祉法人様の職員研修にて講師をさせていただきました!

2015年7月17日 / 講座&講話

テーマ

食を通じた自立支援~親孝行レシピと食リハサポート~

主催者

社会福祉法人 長井弘徳会さま

日時

2015年6月19日(金)18:30~20:30

会場

長井市勤労センター内調理室

参加者

長井弘徳会さまに勤務する介護士、管理栄養士、調理師などの職員様 約20名

平成27年6月19日(金)に長井市勤労センターの調理室にて開催された社会福祉法人 長井弘徳会さま主催の職員研修にて講師を担当させていただきました。
ご参加くださったの長井弘徳会さまが運営する老人保健施設等に勤務する介護士、管理栄養士、調理師などの職員ささま約20名。

名称未設定

今回は、【食を通じた自立支援~親孝行レシピと食リハサポート~】と題し、食事を中心とした自立支援についての講話とシニアを一緒に楽しめるレシピの調理実習を行いました。

【 講 話 】
●シニアの食事の現状
●親孝行レシピと調理のコツ
●食の自立支援について
事例や画像・動画を通して、現状や対応についてお話させていただきました。

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【 調理実習 】
●シニアが食べやすいレシピ 2品

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今回の参加者様は介護のプロフェッショナルの方々。
施設をご利用になりながら自宅療養されている方の状況を知って頂いたことで、食事を通して日頃の自立ケアについて振り返り、新たな発見をしていただけたようけたようでした。

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介護度合いが高い方の自宅生活の難しさは、身近に接している患者様や入居者の方を通して感じていらっしゃる通りです。

これからは専門的なケアが必要になる時期を【いかに遅らせられるか】が住み慣れた地域で元気に暮らす期間を長くするための鍵になってくると思っています。
今回のお話を通して、参加者の皆さんが普段ご活躍されておられる病院や施設でもシニアの方の『出来る事』を活かした助言や支援が大切ということを感じていただけたようでした。

 

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【 ケアスタッフさまより 】
「やってあげたい」「やってあげる」が、時に出来る能力を奪ってしまうという事を聞いて、自分のケアを考え直してみたい。
今回、実習したレシピは色々とアレンジも出来るし、自分の子供にも親にも良さそうです!
すごくいいアイデアが満載でした。自宅でもトライしてみます!

 

【 栄養科の管理栄養士さまより 】
食事1つとってもシニアに及ぼす影響は大きく、おいしく食べる環境を支援する事が大切なんだと再確認しました。
施設と自宅、それぞれに役割があり、専門的なケアが必要になった高齢者の方には、ケアスタッフが協力し合いながら見合った食事提供をして行きたいと思います。
自宅では、食べ難い工夫が必要で身近にある食材でいかに「これまで食べ続けてきた食事」が出来るか、誰がみても・食べても・美味しいと感じる食事という言葉が印象的でした。

 

【 研修の担当者さまより 】
自宅療養を継続するカギは「自立」という事は認識しているけれど、身近な食事が自立に役立つ最も有効だという事を実際に介入事例を通して聞くと「考えても見なかった」「なぜそこに注力しなかったのか」と思いました。
今回の一番のポイントである『食の自立支援』がこれから取り組むべき事として、考えを新たにするきっかけを得られた機会でした!



今回は参加者でもある調理師さんが助っ人になってくださり、調理実習の際は各班の指導もしてくださいました。
短い時間でしたが、スムーズに安全に調理ができ、試食の時間も皆さまと色々と日頃のケアについてお話をする事が出来ました。
業務終了後でお疲れにも関わらず、快くお手伝い頂きまして有難うございました。

今回このような機会をくださいました社会福祉法人 長井弘徳会さま、ご参加くださいました職員の皆さまには、心より感謝申し上げます。
また、事前の打合せから当日の準備のに至るまでご協力を頂きました研修担当者さまにもお礼を申し上げます。
 
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、長井弘徳会様、ご参加くださいました職員の皆さまにご許可を得まして掲載させて頂きました。

ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』や『実習』などを取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいとのお声を頂いております。
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6/20(土)に山形県認知症ケア専門士会の研修会にて活動報告を行いました。

2015年7月16日 / 講座&講話

事業名

山形県認知症ケア専門士会平成27年度第1回研修会「認知症ケア専門士としての活動報告」

主催者

山形県認知症ケア専門士会さま

日時

2015年6月20日(土)14:40~16:30

会場

山形県産業創造支援センター研修室多目的ホール

参加者

山形県認知症ケア専門士会会員および関心のある専門職 35名

平成27年6月20日(土)に、山形県産業創造支援センターで開催された、山形県認知症ケア専門士会平成27年度第1回研修会にて、『認知症ケア専門士としての活動報告』として「認知症の人の食事の支援」について取組報告をさせていただきました!

無題

今回は【認知症の人の食事支援~食のリハビリ・サポートプログラム~】をテーマに、
●シニアの食事の現状
●食の自立支援について
●高齢者施設での食のリハビリ・サポートについて 
などを中心に、日頃の取り組みについてご報告させていたきました。

 

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特に食の自立支援と食のリハビリ・サポートの取り組みについては
・料理(調理)を通して「介護予防」が出来るのか?
・調理や食事が担う役割が「食のリハビリ」にどう繋がるのか?
・現在の食事支援との違いはなにか?
という疑問について、これまでゆにしあが支援させて頂いたシニアの方々の事例をご紹介しました。


事例では、実際にシニアの方が調理に取り組んでいる様子の動画を見ながら、現状や対応についてお話しさせていただきました。
これまでのケアと同じように【料理をすること】も「食事面でのケア」として、考えてもらえるきっかけとなったように感じます。


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(アンケート結果より)
●食事の支援の方法として、リハビリの視点を取り入れたやり方がある事に驚いた。
●出来る方が中心の調理レクレーションではなく、全員参加型の食事リハビリの要素を取り入れたいと思った。
●認知症があっても「食事」を通じて、回想につながり記憶を呼び起こせるのは、まさに『食リハ』の効果だと思う。
●これまでやってきた食事の準備なのに、「危ない・出来ないはず・させない」事で機能を奪ってしまっていたのかもしれない。
●調理工程を分解することなんて思いつきませんでした。
●自施設でも「食リハ」について実施できるか相談させてもらいたい!

など・・・

研修終了後、事務局の方より参加者の方々の記憶に残るコメントが多かったとお聞きしました。
これからも「食の自立支援」「食リハ」を一緒に取り組んでみたい!という同志が増えて行く事を目指して、ゆにしあの取り組みを発信して行きたいと思います。


今回このような機会をくださいました山形県認知症ケア専門士会さま、ご参加くださいました参加者の皆さまには、心より感謝申し上げます。
また、活動報告のまとめ方や事前の打合せ、当日の準備のに至るまでご協力を頂きました担当者さまにも、お礼を申し上げます。
 
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、山形県認知症ケア専門士会さまならびに参加者さまにご許可を得まして掲載させて頂きました。


自治体、地域包括支援センター、高齢者施設、居宅介護支援事業所等のイベント企画やリハビリの担当者さまで『食の自立支援』や『食のリハビリ・サポート』に興味・関心を持たれた際は、ぜひお気軽にお問合せください。
⇒ゆにしあの食リハサポート


ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』や『実習』などを取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいとのお声を頂いております。
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