2/7(土)に【食の親孝行講座inやまがた】を開催しました!
2015年2月10日 / 講座&講話
講座名 |
食の親孝行講座inやまがた |
日時 |
平成27年2月7日(土) 14:00~16:30 |
会場 |
山形県介護学習センター 2階研修室・調理室 |
参加者 |
介護中のご家族やご高齢のご家族がいる方 |
平成27年2月7日(土)に山形県介護学習センターさんにて、日本財団さんの助成事業として【食の親孝行講座inやまがた】を開催しました。
ご参加くださったのは、介護中のご家族やご高齢の親御さんとお住まいの方、シニアの支援を行っている方、ヘルパーなどの医療・介護の専門職の方41名。
県内外から様々な方よりご参加いただきました。
実は、40名の定員に対して、定員を大幅に超える60名以上の方からご応募いただきましたが、調理室の大きさから安全面が確保できるギリギリの人数での受付とさせていただきました。
この度ご参加いただけなかった皆さま、申し訳ありませんでした。ぜひ、またの機会にお待ちしております。
今回の講座は講話と調理実習の2部構成で、
1部は
〇シニアに起こりやすい食べにくさを見つけるための【65歳からの食べ力チェック】
〇食事を作るご家族の負担をチェックする【家庭のおいしさチェック】
〇シニアの食べにくさを体験する【シニアなりきり体験】
〇シニアとご家族のためのコツやレシピを紹介する【食の親孝行サイトの使い方】
などについて、体験を交えながらご紹介させていただきました。
(写真はクリックで拡大できます)
2部では【食の親孝行サイト】や【食の親孝行レシピ集】にて紹介しているレシピ2品ご紹介させていただきました。
代表理事の池田によるデモンストレーションは皆さん真剣に見入っておられました。
初めての調理のコツもありましたが、一度デモンストレーションを見ていただくことで、切り方や混ぜ方、硬さや大きさなどの注意点も皆さんしっかりマスターしていただけたようで、どの班も30分程度で2品を完成することができました。
【参加者さまからの感想】
〇健常者でも介護されている方と同じものを食べられるようなメニューでした。違和感なくおいしくいただきました。(一般の方)
〇調理で教わったメニューもさっそく使えるメニューで喜ばれそう。87歳の同居中の高齢者が残さないメニューや材料の切り方など実施してみようと思います。(一般の方)
〇日々、メニューや調理業務をしていますが、忘れかけていたものを思い出させていただいたようでした。初心に戻り、食べる人の気持ちに立って関わっていきたいと思います。(栄養士の方)
〇「高齢者の方だけでなく、家族一緒に囲める食事は幸せ」ということに改めて気づかせて頂きました。ペーストではなく、食欲のわく形態で食事がとれる機会を増やす支援をしていきたいと思います。(ケアマネジャーの方)
〇野菜の切り方や、ひき肉とごはんを団子状にして、口あたりよく、栄養もとれる料理で、訪問先でも作ってみたいと思います。(訪問ヘルパーの方)
〇今度はミキサー食の定食作り勉強したいです。きれいに見えて、食欲のわく料理を覚えたいです。(ケアワーカーの方)
講座終了後は【個別相談会】として、シニアの食事作りでの疑問などをお伺いさせていただきました。
本講座やサイト、レシピ集などでご紹介している情報が少しでもシニアの方やそのご家族のお役に立てば幸いです。
なお、このレポートでご紹介させて頂いている画像に関しては、ご参加いただきまいた皆さまにご許可得まして掲載させていただきました。
最後に、共同企画として事前準備から当日の運営までお力添えいただきました山形県介護学習センターのみなさまには、この場を借りてお礼申し上げます。
本講座は平成27年2月14日(土)にも東京都港区にある日本財団ビルにて開催予定です。
参加ご希望の方はお気軽にゆにしあまでお問い合わせください。
⇒食の親孝行講座in東京 開催のお知らせ