3/12(木)にグループホームさんにて、【食リハサポート】の9回目を実施しました!
2015年3月16日 / 講座&講話
イベント名 |
食リハサポート~おやつ編~ |
主催者 |
おおぞらケアセンターさま |
日時 |
平成27年3月12日(木)14時~16時 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま13名、スタッフさま8名 |
平成27年3月12日(木)に、グループホームのおおぞらケアセンターさんにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第9回目を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
今回はたこ焼き器を使って、自分だけのオリジナル鈴カステラを作っていただきました。
実は、こちらのメニューはご施設では2度目の挑戦とのこと。
以前は利用者さんには
「危ないかな・・・」
「難しいかな・・・」
とスタッフさんでほとんど作られてしまったとのことでした。
食リハサポートを体験していただくにつれて、
「利用者さんはこんなこともできるんだ!」
「こんな風にサポートすれば自分でできるかも!」
と、利用者さんが”できること”を探せるようになり、以前は自分達で全部作ってしまったメニューにも再挑戦したい!というスタッフさんの熱い思いで実現しました。
今回は、「生地を流す」「具材を入れる」「焼く」「ひっくり返す」「トッピングする」などの作業を利用者様主体で行っていただけました。
普段ミキサー食を召し上がっているという利用者様にももちろんご参加いただきました!
ミキサー食の方は、「材料をシェイクする」という作業をお願いしました。
丁寧にフリフリしていただいたので、ぷるっぷるのミルクプリンができました。
フルーツソースをかけて完成です。
・あつあつだけどおいしい!
・来月やる「さくら餅」も楽しみです。
など
・焼き具合やひっくり返すタイミングをこちらからお声掛けしたところ、「わかっているよ。まだだからいいんだ。」というお答えが返ってきました。利用者さんが自分自身で焼き具合やタイミングを観察し、判断されていることが分かりました。
・ひっくり返す作業は、以前やっていたのかな?と思うくらい上手にされていました。
・ミキサー食の方も、振ったりする作業ができることがわかりました。今後はシェイカーを買って、ココアやジュースにも挑戦して頂こうと思います。
・ミルクプリンはサンデーみたいで、見た目がとってもキラキラしておいしそうでした。いつも食べさせてもらうのを待っている方も、器とスプーンを自分で持って召し上がっておられました。とられたくないぐらいおいしかったのかもしれません。
・最近ちょっとしたことでもイライラしてしまっていた利用者さま。食リハに参加して大丈夫か不安がありましたが、始まったらとても楽しそうに参加されていました。焼くのが楽しかったのか、私たちスタッフの分まで焼いて下さいました。
など
職員さん一人ひとりが、ご利用者さまの”できること”をたくさん見つけてくださったようでした。
食リハ以外で”できること”を生かした取り組みのアイデアもお伺いし、日常の食事の中でも食リハでの気付きを生かしていただけそうで嬉しく思いました。
食リハサポートでは、ご利用者さまやスタッフさんのご要望にお答えしながら、ご利用さま皆さんが楽しく参加できるように、能力に合わせた調理方法を盛り込んだメニューのご提案、日々の食事やおやつの際にも使って頂けるプログラム作りを行っています。
今回も、作業一つ一つに対して、スタッフのみなさんがご利用者さまそれぞれの”できること”に注目しながら、ご参加くださったおかげで、火傷などの怪我もなく安全に楽しくおやつ作りを楽しむことができました。
事前準備から丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
4月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
⇒食リハサポートのご案内