5/26(火)に病院の栄養士・調理師様向けの研修会の講師を担当させていただきました!
2015年6月8日 / 講座&講話
テーマ |
在宅での栄養管理の現状~自立支援のための食のリハビリ~ |
主催者 |
山形県民主医療連合会さま |
日時 |
平成27年5月25日(火) 11:00~12:00 |
会場 |
わくわく新庄(新庄市下金沢15-11) |
参加者 |
病院に勤務する管理栄養士、栄養士、調理師さま 20名 |
平成27年5月26日(火)にわくわく新庄にて開催された山形県民主医療機関連合会さま主催の研修会にて講師を担当させていただきました。
ご参加くださったのは山形県内の病院に勤務する管理栄養士・栄養士・調理師の方25名。
「在宅での栄養管理の現状~自立支援のための食のリハビリ~」というテーマで、動画や画像などで事例を紹介しながらお話をさせていただきました。
1.在宅での食の現状について
ゆにしあがこれまで行なってきた在宅訪問支援や調査結果より、在宅介護の現状と課題をご紹介しました。
2.在宅支援の取り組みについて
在宅療養者とご家族に対して行なってきた「自宅」での食に関する支援の概要について、病院や施設で行う食事支援との違いについてお話させていただきました。
3.食の自立支援について
自宅で生活を続けるために大切な食の自立支援について、具体的な支援内容と方法について、事例を踏まえてご紹介させて頂きました。
普段は、医療機関・福祉施設で食のプロとしてご活躍の皆さま。地域包括ケアの流れを受けて、自宅で療養生活をされているシニアの方が退院後
「お家でどんな食事をしているのか」
「ご家族はどうやって食事の世話をしているのか」
について関心を持ってお話を聞いてくださいました。
介護度合いが高い方の自宅生活の難しさは、身近に接している患者様や入居者の方を通して感じていらっしゃる通りです。
これからは専門的なケアが必要になる時期を”いかに遅らせられるか”が住み慣れた地域で元気に暮らす期間を長くするための鍵になってくると思っています。
今回のお話を通して、参加者の皆さんが普段ご活躍されておられる病院や施設でもシニアの方の『出来る事』を活かした助言や支援が大切ということを感じていただけたようでした。
◆患者や利用者の自立に向けた指導や支援という意識がなかったので、病気の改善・安定の先には「自立」を含めてみて行かなければと考えさせられた。
◆支援は「やってあげる」だけではなく、「出来る事を伸ばす・活かす」という事を聞いて、(ゆにしあの)取り組み内容をもっともっと聞いてみたいと感じました。
なお、このレポートでご紹介させて頂いている画像に関しては、山形県民主医療連合会さま、ならびに参加者さまにご許可得まして掲載させていただきました。
最後に、このような機会をいただきました山形県民主医療連合会のみなさまには、この場を借りてお礼申し上げます。
ゆにしあでは、医療・介護専門職を対象とした「講演」「体験講座」「料理教室」などを企画提案、講師派遣させていただいております。
ご要望やご予算に合わせて検討させていただきますので、お気軽にお問合せください。
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