10/4(日)に特別養護老人ホームの家族会研修にて講師をさせていただきました!
2015年10月19日 / 講座&講話
テーマ |
元気に暮らすためのおカラダチェックと食べ方のコツ |
主催者 |
やまのべ荘家族会さま |
日時 |
2015年10月4日(日)10:30~11:30 |
会場 |
やまのべ荘 会議室 |
参加者 |
やまのべ荘入居者家族さまと職員さま 24名 |
平成27年10月4日(日)に山辺町にある「やまのべ荘」にて開催された、やまのべ荘家族会会員さん主催の【家族会研修会】において、講座を担当させていただきました。
ご参加くださったのは、やまのべ荘の入居者さまご家族20名と職員さま4名。
この日は、家族会による奉仕活動の日で朝から施設周辺の清掃活動を一仕事された後の勉強会でした。
荘長さまは、「家族会の皆さんもお忙しいので、どの程度勉強会に出てくれるかな~」と心配されていましたが、会場に入ってみますとほぼ満席の状態でした。
介護をされている方々ですので、ご自身の食生活と健康についても意識が高いな~と感じました。
今回は、住み慣れた自宅で元気に生活し続けるためのポイントについてお話させていただきました。
○シニアの食事の現状
○食べ力チェック ~なりきり体験~
○楽しく食べ続けるための調理のコツとポイント
○食のリハビリ など
・母は施設にお世話になっていますが、父(91歳)は自宅で一緒に生活しているんです。
最近、食欲がなく義理で食べている気がしてなりません。食べ難さもあるのかなと思い、お粥にする?と聞いても同じ白飯で良いと言います。食べる量が減っているのがわかるので、好きなものを出しても1品くらいしか食べません。
教えてもらったレシピはやってみようと思いますが、孫の世話にあるので、他に参考にさせてもらえるレシピありませんか?(家族会会員様)
⇒ゆにしあが発行しているレシピ集「家族団らんレシピ」「親孝行レシピ」をご紹介させていただきました。
・自身の自宅生活の事、職場の事を思いながら聞かせてもらいました。
家事参加がとても大切だと感じましたので、これから(お姑さんに)
「してもらえる事」を協力してもらおうと思いました。
職場では、レクレーションで料理作りも取り入れていますが、
出来る方は決まった方という思いがあったので、
どんな事が出来るのかをもっと引出して輝いてもらえる時間にしたい!と感じました。(施設職員様)
・山辺町は、高齢者の独り暮らしや2人暮らしの世帯が増えており、
これから先も増えてくる事が現実として起きてきます。
今回、お聞きした内容は非常に大切で実行に移さなくてはと思い知りました。
自分も妻に家事全般は任せきりで、もし倒れたりしたら・・と考えました。
直ぐに料理を手伝うのでなくても、メニューを一緒に考えたり買い物に行ったり、
お金管理はしっかりと続けたりすることも意味のある事なんだと感じました。
家の事って面倒に感じるけど、関わる意味や理由が分かると続けられそうです。
ゆにしあが活動を始めたきっかけをお話させて頂いた際は、自身の介護と照らし合わせて聞いてくださっている様に感じました。
また、「食べにくい・飲みにくいのなりきり体験」では、介護経験者の皆さんも自分が体験するのは初めてのこと。
『全く飲めない!』『危ない!』と自分自身の体を通して知って頂けたようでした。
「介護食」の前に、「自分自身」が食べることを考えることが大切です。
おのずと、介護食は”特別”である必要は無いことが見えてくるはずです。
そんなお話をさせていただいたところ、
「作る側もおいしそうって思えないとダメなのったなよ~」
「な~」
なんてお隣の方と会話をされていました。
その他にも、
★口の中も健康に保つ大切さ
★家事を卒業してはいけない訳
★男性も家事参加できるポイント
などご紹介させていただきました。
介護職員の方には、ご施設に入居されている方でも『食のリハビリ』が出来るんだという事を感じていただけたようでした。
今回このような機会を頂きました、やまのべ荘の担当者様、家族会様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、やまのべ荘家族会様ならびにやまのべ荘様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、地域の交流会での「講話」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、いつもと違った楽しさがあると感想を頂いています!
⇒地域向け講話のご案内