10/15(木)におおそねケアセンターさまにて食リハサポートをさせていただきました!
2015年11月8日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成27年10月15日(木)14時~16時 |
会場 |
小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさま |
参加者 |
ご利用者さま7名、スタッフさま7名 |
平成27年10月15日(木)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第2回目を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
食リハでは「全ての工程を五感で感じていただくこと」を大切にしています。
今回も目の前で蒸して出来立てを食べていただきました。
「材料を計る」「卵を割る」「まぜる」「選ぶ」「蒸す」「切る」に加えて、「字を書く」など沢山の作業に取り組んでいただきました。
これまで「字を書く」ということはドリルなどをされている方限定だったそうですが、“自分の”蒸しパンと分かるように、名前を書いていただいたところ、「自分でお名前書けてる~!!」とスタッフさんからも驚きの声が上がっていました。
「♡マーク」を書いて下さるお茶目な方も。こんな何気ない作業にも楽しさや驚きが生まれるのも食リハの魅力の一つです。
「字を書いてみよ~!」となると「何で?」と取り組んでいただけない方もいますが、「自分のだと分かるように」など「書く理由」が納得できるものだと、自然に楽しく取り組んで頂けるようです。
スタッフさんからは、「今度は前準備で先生(ゆにしあ)に名前が分かるように名札を自分で書いてもらったり、今日の献立を掲示しているボードを自分で書いてもらいたいと思います。」と、日常でできることに繋がる気づきをたくさんしていただいたようでした。
スタッフさんとの打ち合わせや事前準備の中にも気づきがいっぱいです。
初回と同じ作業も2回目の今回はこんなことができそう!と、スタッフさんからもどんどんアイデアが生まれました。
ブルーベリー、マーマレード、抹茶、コーヒー、ココアなど個性豊かな蒸しパンが完成!
蒸したてなのでふわふわ~。
「美味しいからみんなにも食べさせたい!」と、あちらこちらで味見の「あ~ん」の声が聞こえてきましたよ。
缶切りを使って缶詰を開けられるなど、自分達では発想しなかった能力がたくさん見れました。
5分前のことも忘れてしまうアルツハイマーのご利用者さまもいろんな作業をなんなくできていました。「昔の杵柄」ですね。
今度は日常の中でもわざと作業が必要な缶詰を選ぶなどしていきたいと思います。
男性陣は作業の理解度やスピードが違いましたが、お互いをフォローし合ってできていて、とてもよかったです。
説明が1回だけでは出来なかったり、「目盛を読み」ながら「材料を移す」という2つの作業を同時にできない方もいましたが、目盛りを読んでいただくなど一つの作業に集中できるように職員側のフォローの工夫で参加することができていました。
次回は男性の利用者様がもう一人増える予定なので、とっても楽しみです。
・完成品にとても個性が出ていました。色、盛り付けの配置に几帳面さが出ていました。
・出来上がりをその場で食べる楽しさがありますね。
・男性の利用者様が他のテーブルの作業を真剣に見て、次に自分がどんなことをするか準備していました。今度はお互いのテーブルの作業が見えるテーブル配置も試してみたいと思います。
・今度はご家族もお誘いして一緒に参加してもらいたいと思います。
今回は初めて目の前で火を使う作業に挑戦頂きましたが、職員の皆さんがしっかりフォロ
ーくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。
このような機会をくださいましたおおそねケアセンターさまには、この場をお借りしてお
礼申し上げます。
11月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおそねケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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