6/27(火)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
2017年6月28日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成29年6月27日(火)13:50~16:30 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま13名、スタッフさま8名 |
平成29年6月27日(火)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第34回を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
5感をフル活用する食リハ。
「開封する」「計量する」「混ぜる」「ボタンを押す」「切る」「乗せる」「かける」などたくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
今回はキラキラの寒天と抹茶の寒天の2種を作って頂きました。
目の前で固めた冷え冷え~もちもち~の寒天に加えて、職員さん自家製のラズベリー寒天のおまけ付きの豪華版!
家でも作ったことがある寒天を使ったレシピということもあり、寒天を流すバットを濡らして剥がれやすくしたりなど、参加者さまのワザ炸裂!元和菓子職人のご利用者さまは「泡切りしないと」と寒天を流した後にできる泡を消す作業についても専門用語を使って職員さんにご説明しておられ、職員さんが驚かれていました。
食リハ初参加というご夫婦も最初は不安そうでしたが、作り始めるとすぐに笑顔になり、お互いの作業に集中されたり、他のご利用者さまと協力しながら作ってくださいました。
果物もご自分でお好みの大きさや形に切って頂きました。
バナナをウサギに見立てたり、さくらんぼのジクは残し、種だけを取り出して、見た目良く食べやすく仕上げたり、黄桃は切らずに豪華に見せるなど、切り方でもワザや個性が光りました!
黒豆、白花豆、うぐいす豆、ひよこ豆、金時豆など様々な豆の中から、彩や好みに合わせてトッピングし、私だけのキラキラのみつ豆が完成!
盛り切れないほどたくさんの量が出来上がりましたが、あっというまにペロリ。
黒蜜もご用意しましたが、笑顔でかける方、彩や素材の味を重視してかけない方など、食べる時までこだわりが満載でした。
〇 黒豆を入れたら、締まりました。
〇 黒蜜をかけないで正解だったわ。かけるとそれぞれの味が台無しになると悪いから。
〇 美味しかった~
〇 最近は不機嫌なことが多いご利用者さまも穏やかに笑顔で参加されたので、よかったです。
〇 いつもはあまり好まれないような食べ方をする方も笑顔で最後まで参加され、
「おいしい」と完食されていました。
〇 奥様のお世話を常にしている旦那さん。今日は他のご利用者さまとの交流をしながら、
ご夫婦共にお互いを気にせず、ご自分のみつまめ作りに集中できていました。
〇開始前まで眠気が強く、参加が難しいと思っていたミキサー食を食べられているご利用者様3名。
始まると皆さん眠気はなくなり、たくさんの作業をご自分でできていたので、よかったです。
など・・・
普段と違い、積極的になられたり、意外な才能が見える食リハ。
一方で認知症の進行や身体機能の低下がある方もおられます。
あまり積極的に参加できなかった理由を「耳が聞こえないから何を作っているかわからないのかも。。。」などどんな作業はできて、どんな場面で不安そうにされているかなど職員さんと振り返りを行いながら、次回はどのように対応するかなどの対策をじっくり話すこともできました。
今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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