12/12(火)に河北町さんの「河北町健康づくり推進員養成研修会」を担当しました!
2018年1月4日 / 講座&講話
テーマ |
食事の悩みにサヨナラする |
主催者 |
河北町役場健康福祉課健康づくり推進室健康づくり係さま |
日時 |
2017年12月12日(火) 13:30~15:00 |
会場 |
河北町職業訓練センター 2階視聴覚室 |
参加者 |
河北町健康づくり推進員及び一般町民の方 24名(年齢層は60~70歳代)+職員様3名 |
1、おカラダチェック
要介護・認知症に繋がりやすい食生活の注意点や隠れ栄養失調チェックをご紹介し、
その場で皆さんに体験頂きました。
2、食べ方のコツ
食べる量が少なくなっても、効率的に必要な栄養素をまんべんなく食べるための
食べ方・料理のコツ・レシピをご紹介しました。
3、食トレのススメ
家事を引退した…料理は苦手…などの理由から、
食事をお弁当や訪問ヘルパー・ご家族に頼りきりとなっているシニアの方が増えています。
一見食事をしっかり食べていて安心に見えますが、料理を考える⇒買い物する⇒作るために使われていた
考える機会や体を動かす機会が減ることで、体力や意欲・認知機能の低下に繋がること、
食事を自分で用意し続けることの大切さをお話させて頂きました。
ゆにしあ講座の恒例となりつつあるファッションチェックでは、
「なんで装いのチェック?栄養と関係ある?」
「え?意味あるの?」
という雰囲気が漂う中、数名の男性に聞いてみると
「妻が用意してくれたから・・・(困)」
「センスないからあるものを着た」
「気に入ってるのにしたから選んだ意味はないな」
などちょっと恥ずかし気でした。
一方、女性に話を伺うと
「ぇえー?私?気になるところを隠すために腰回りにゆとりあるのいつも選んでるね(笑)」
「首回り寒いからトックリ(タートルネック)にしたね!」
「寒いから厚手の生地で、動きやすいようにストレッチが効いているのにした!」
と様々のな理由が上がりました。
参加者さん全員に伺えなかったのが残念です。
大盛り上がりの中、栄養の話も。
まるごと食では、
「ほほぅぅ~、まるごと食材ね」
どんな食材があるのか聞いてみると
「いなご!(→山形ならではですね!)」「しらす」「えび」「しじみ」
など次々に上がりました。
皆さん、真剣に書き書きとメモを取ってくれていました。
自活については、食生活面での自活もとても大切という事については、食い入るように聞いてくださいました。
終了後、スタッフの方に声をかけて言ってくれたようで
「とっても解りやすい講座でした!」
「参加して良かった。ためになった。」
「実際にやってみれる内容だった。」
と声をかけて言ってくださったそうです。とっても嬉しいです♪
以前、ゆにしあの相談カフェにお越しくださったという方も参加してくださっており、
認知症が進んだお義母さんとの生活の様子について近況を話してくれました。
今回の講座にもあったように、やれる部分をしてもらう(役割を持つ)という事は実践していて洗濯物を干してもらったり一緒に畳んだりというように出来る部分を切り取ってしてもらう事を続けてくれていました。
お義父さんも要介護状態になり食事内容が家族全員が違う形態となり、とても大変だと仰っていましたが、以前お会いした時よりも「はつらつ」とした表情に変わっておられ、お会いできてとても嬉しく思いました。
ご自分もしっかりと大切にして頂けているので、これからも気負わず自分らしく暮らして頂けたら幸いです。
今回このような機会を頂きました、河北町役場健康福祉課健康づくり推進室健康づくり係のみなさまには、この場を借りてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、河北町役場健康福祉課健康づくり推進室健康づくり係のみなさま、ならびに参加者様にご許可得まして掲載させていただきました。
ゆにしあでは、地域の交流会での「講話」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、いつもと違った楽しさがあると感想を頂いています!
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