1/26(金)におおそねケアセンター様にて食リハを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成30年1月26日(金)14時~16時 |
会場 |
小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさま |
参加者 |
ご利用者さま12名+試食のみ1名、スタッフさま5名 |
平成30年1月26日(金)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第29回目を行いました。
年明け最初の食リハで挑戦頂いたレシピはこちら!
椿の花をイメージした年明けのおめでたい雰囲気を感じて頂ける和菓子です。
卓上コンロを使用しての作業もあり、熱や香りをより間近かで感じて頂けるプログラムになっています。
材料の下準備はグループの皆さんと協力して、仕上げは個人で行うことで、他者交流や自立の尊重の両立を図ることができます。
今回も「開封する」「計量する」「加える」「混ぜる」「切る」「剥く」「浸す」「すくう」「敷く」「丸める」「絞る」「のせる」などたくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
「作業能力が高くどんどん作業を進めたい方」と「ゆっくりご自分のペースで作業を行いたい方」をそれぞれグループとなって頂き、作業を交換して行うことで、周りのペースに焦りや苛立ちを感じることなく、じっくりと自身の作業に集中して頂くことができました。
料理の得意・不得意・認知症の有無・麻痺の有無に関わらず、全員が自分のおやつを自身でお作り頂けるよう、「創造性」「再現性」「作業性」の段階と「認知レベル」「身体レベル」に合わせながら、声掛けの方法や見本の示し方を調整しています。
今回も混乱なく、それぞれが満足された個性を生かした仕上がりになりました。
仕上がりにこだわりが強い方については、他のご利用者様が試食をしている間も何度も作り直しや微調整をされ、最後には満足のいく仕上がりとなりました。
椿の葉、枝、つぼみなどもご用意し、思い思いに盛り付けも楽しまれていました。
自宅より持参した椿の葉は大好評で、1枚だけを上品に飾る方、3-4枚を使って豪華に仕上げる方など、それぞれの個性が光りました。
グループで食紅の色合いの好みも異なり、紅白をはっきり分けたおめでたい練きりと淡いピンクのグラデーションが優しい風合いと仕上がりも大きく異なりました。
同じ材料と作り方でもセンスや作業方法によって全く別なお菓子が出来上がり、目で見ても楽しむことができました。
綺麗な仕上がりに、「食べるのがもったいない。」「かわいそう。」との声も多く聞かれ、最後まで食べずに見ておられた方もおりましたが、作業を楽しむことは出来ていたため、無理に食べることをお勧めしすぎず、ご利用者様自身の行動を尊重・見守ることをご提案しました。
〇 先生たちが来てくれると楽しいです。また来てください!
〇 きれいで食べるのがもったいない。飾っておきたいぐらいだな。またつくっべね。
〇 私のをどうか見て下さい。かわいそうで食べられないから、食べて下さい。
〇 わたしのうまいよ!くってみでけろ~。
など
〇 とってもきれいでいいですね。また作りましょうね!
〇 同じ材料でご利用者様によって全然違う出来栄えでした。皆さん楽しんで頂けました。
など
今回に職員みなさまのサポートのおかげで、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。
このような機会をくださいましたおおそねケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
2月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおそねケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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