2/27(火)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成30年2月27日(火)13:50~16:30 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま 10名、スタッフさま5名 |
平成30年2月27日(火)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第41回を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
5感をフル活用する食リハ。
「開封する」「計量する」「加える」「混ぜる」「流す」「裏返す」「押す」「潰す」「絞る」「たらす」「振る」「たたむ」「持ち上げる」などたくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
ミキサー食の方はバナナの皮をむいたり、カステラのフィルムをはがしたりなど、細かな作業からダイナミックな作業まで様々な工程に挑戦頂きました。
飲み込みがしにくい方も同じものを食べられるように、カステラはほぐしてホイップクリームを混ぜて頂きました。
いつもは仕上がりに時間がかかり、常形の方よりも食べるのが後になるのですが、今回はメンバーさんが多かったので、分担してすぐに作業ができ、
一足お先に召し上がって頂くことが出来ました!
元お菓子職人の方は、フライパンの温度を素手で確認する様子がありましたが、きちんと理解していることを確認できているので、あえて止めずに見守ります。
火や包丁を使う作業では、長年の経験から、まな板を使わなかったり、手で触れる方もおられます。
ついつい危ない!と中止してしまったり、やりなれないこちらの対応を押し付けがちですが、意図や残存機能をしっかりと見極めて見守ることで、
ご自分のやり方を生かしながら、危険を最大限排除しつつ作業を楽しんで頂けました。
退院後半年ぶりの料理というご利用者さま。
他のご利用者さまへの気遣いもばっちりで、ゆにしあでは「先生」ではなく、一緒に楽しむ仲間として時間を共有できたことをとても嬉しく思いました。
正しいやり方を聞かれがちですが、料理はそれぞれのやり方で大正解!好みはあっても失敗はないので、どんどん思ったことを形にして頂けます。
〇 フォークとナイフで食べるつもりで盛り付けました。
〇 とっても美味しいです。でも大きくて食べきれないわ~。
〇 カステラとクレープが合いますね。
〇 昔は売ってなかったから、何でも作ったの。料理は半年ぶりです。
など
〇 食事形態が常食の方を作業能力に合わせてミキサー食のグループに入って頂いたのですが、
他の利用者様からの指摘などがない環境で伸び伸びとご自分のペースで沢山作業ができて
とても良かったです。
〇ミキサー食の方のレシピでも十分おいしそうで、普段常食を食べている方も
自分で作られたミキサー食用のデザートを食べられてよかったです。
〇 普段必ず拒否される方には、促さないで自然と入って頂くといいんですね!
など・・・
今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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