9/25(水)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
令和元年9月25日(水)13:50~16:00 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま14名+試食のみ1名、スタッフさま5名 |
令和元年9月25日(水)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第59回を行いました。
第59回目のレシピはこちら
祭りが似合う秋にぴったりのたこ焼きを卵焼き用フライパンでお作り頂きました。
今回も
「開く」「移す」「計る」「割る」「混ぜる」「すりきる」「注ぐ」「切る」
「傾ける」「捻る」「散らす」「つまむ「並べる」「のせる」「ふりかける」
などの様々な作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
今回は大切な会議がある日とのことで
普段より少ない職員さんにて対応して頂きました。
しっかり沢山の職員さんで対応することも一つの方法ですが
限られた人員、限られた時間、限られたスペースの中でも
「その時の出来ること」を考え工夫することも
大切な一つの方法だと思います。
今回は限られた条件の中で参加者さまに
「いかに楽しんで頂くか?」
「いかに活躍頂けるか?」
を考えながら対応頂きました。
限られた時間のため、今回は分担形式として作業をスタート。
普段は2~3グループに分かれて
ほぼ全ての作業を各テーブルで行って頂くことで
料理の流れを抑えて頂く工夫をしています。
途中作業を目の前で見たり感じることが出来ないため
全体像を把握できずに混乱を招く場合があります。
混乱を防ぐために誰がどこで何をしていたかを言葉で伝えながら
参加者さまの想像力をフル活用頂きました。
とろろをすりおろす作業はお久しぶりの皆さんでしたが・・・
特に説明をしなくても
ピーラーやおろし金などの道具を駆使しながら
難なくすりおろし完了!
体は経験を忘れませんね。
分担で作業待ちの方より
「今から何するの?」「まだか?」と
普段はのんびり屋さんのご利用者様がウズウズして
「やりたい!」という気持ちが言葉として出る場面も見られました。
メインの焼き作業は昔よく使った「卵焼き器」や「普通のフライパン」を使って行って頂きました。
「具沢山卵焼きを作る感じですよ~」と伝えるとすぐに理解頂け、サクサク作業!
1回目より失敗なくきれいに巻き上がりました。
御見それしました。
回数を重ねるとますます上達!
先生が入れ替わり、私たちの出番なしです(笑)
「焼き加減」「裏返しのタイミング」全て見極めが完璧です。
普段は「しない」と一括する一見消極的?と思われがちなご利用者さまも
お隣の方が一生懸命に盛り付けをしていると
す~と数が少ないお皿を手前に入れ替えを
さりげなく何度もしてくださっていました。
ほほえましい光景を目にし
ひっそりと幸せな気持ちになりました。
お好みの大きさに切り
ソース、鰹節、青のり、マヨネーズなど自由にトッピングして完成!
マヨネーズかけ初体験の方に
「今の人は付けて食べるんだよ~」と
お隣の方からのおすすめを受けてお試し。
いつまでも挑戦を忘れない姿勢は素敵ですね。
● おいしい~
● うまいからお前も食べろ~
● 足りねな~。もっと食べたいな~。
など
終了後は担当者さまとの振り返りを行いました。
それぞれが出くわした発言や行動の共有を行い
共通点や今後の対応策のヒントを確認出来ました。
今回は「お茶を注ぐ」「包丁で切る」「多かった油を器に戻す」
それぞれ異なる場面で距離感がつかめず失敗した方のご様子を共有することで
能力や体調の変化を確認することが出来ました。
今回も職員みなさまのサポートのおかげで、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
見学の方も多く訪れ、ご利用者さまの手さばきに
沢山の拍手や歓声が上がる
賑やかな会になりました。
ありがとうございました。
このような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
⇒食リハサポートのご案内