3/6(金)に特別養護老人ホーム大曽根様にて食リハを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
令和2年3月7日(金)14時~16時 |
会場 |
小規模特別養護老人ホーム大曾根さま ひなた |
参加者 |
ご利用者さま6名+試食のみ3名、スタッフさま4名 |
入居者様全員にご参加いただけるように、2グループにわけての開催いただいておりましたが、
冬場は感染予防策としてユニット間の移動を無くし、1ユニット毎の少人数で実施しております。
お雛様にちなみ、春の訪れを一足先に感じて頂けるレシピです。
今回も「開く」「移す」「計る」「混ぜる」「潰す」
「振りかける」「延ばす」「押す」「すくう」
などの様々な作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
炊きたてのお米に蒸したとろろを混ぜ、モチモチながらも歯切れのよい
即席のおはぎのベースを作ります。
もち米を使わないくてもモチモチの食感を手軽に楽しんで頂けます。
「おはぎもどきなのね」と話していたご利用者さまも試食の際には
「うめ~うめ~」を連発!
ヤギが沢山いる~という嬉しい事態に。
炊飯器から炊き立てのご飯を分けたら、
潰し作業や色付けは各自ビニール袋に入れて好みの加減で行います。
桜の花の塩漬けの塩抜き作業ももちろんご利用者様に行って頂きました。
お米はもちろん山形産!今回は艶がある「つや姫」をご用意しました。
めん棒、ハサミ、ふきんなどの道具を上手く使い
手の不自由さや力が弱いことなどみじんも感じません。
ご自身の「出来る」に気持ちが乗ってどんどん作業が進みます。
普段閉眼されている方も、座って穏やかに過ごす方も
皆さん一緒にもみもみ!
桜エッセンスを加えて更に春らしさをプラス!
「香りするする~」と春の五感への刺激に
いつも以上に会話が弾みました。
特養での開催は作業に集中したり、言葉が出てきづらいこともあり、
言葉数や感想が少ないことが多い傾向にあります。
しかし、今回は職員さまも含めて沢山の笑いと話声に溢れた回になりました。
仕上げの形作りはそれぞれのお好みで。
桜餅をイメージしたり、茶巾のように包み込んだりとセンスが光ります。
手の力などの作業能力に合わせてデザインを変えることで
「自分で」を生かしながら、素敵な私だけの和菓子が出来ました!
延ばし段階より仕上がりをイメージして
袋の上から何度も織り込んで大きさをかくにんするなど
細かな微調整を何度もしてくださるこだわり派の方もおられ
自身の仕上がりに満足頂けたようでした!
「あんこは苦手~」という突然の告白に
職員さんも初めての事実にビックリ(笑)
急遽ココアを使ったチョコ風クリームをお作りし、
無事にお食べ頂くことが出来ました。
● うめ~うめ~
● 先生の指導がいいからだ~
● 先生おもしろい~
● 桜の花びらは季節感が出るね~
● 楽しかった。また来てください。
など
このような機会をくださいました特別養護老人ホーム大曾根の皆さまは、この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、特別養護老人ホーム大曾根様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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