7/12(水)に医療法人社団 楽聖会様の勉強会を担当しました!
テーマ |
フレイル予防のために私たちが出来ること |
主催者 |
医療法人社団 楽聖会さま |
日 時 |
令和5年7月12日(水)18:15-19:30 |
会 場 |
こころのクリニック山形 4階 |
参加者 |
医療法人社団 楽聖会の職員の皆様 約60名 |
「フレイル予防のために職員が留意しなければいけないこと」というご依頼に沿い
● 食事栄養チェック
● 食事対策の基本
● 事前に頂いた食事や栄養に関するご質問への回答 など
法人全体で毎月1回実施している勉強会で今回は初めて「栄養面」がテーマとのこと。 理事長様、事務局長様をはじめとした管理者の方々、事務スタッフ様、現場の専門職の皆々様による参加で法人職員全体の8割程度は参加されている状況と伺いました。 更に出席が叶わない職員の方にはZOOMを繋いでオンライン研修というシステムも同時に成されているようでした。 専門職の方々に対しては、コロナ渦中の期間は自粛が必要だっため、対面による講話の機会は久しぶりでありながら、このような大勢とは想像していませんでしたので妙に緊張してしまいました。
専門職の皆様ですので、「フレイル」の定義や凡その基準などは網羅されていると思いますので、私なりの捉え方をイラストを用いて示させて頂き、難しい言葉や表現は省いて伝えさせてもらいました。 ゆにしあは、地域で暮らす高齢者の方々に向けて介護予防講座などの依頼を受けることが多くあるため、一般的な目線で誰でも理解しやすいことを常に意識しているので、専門職の方が対象であっても最初はかなり緊張してしまいましたが、話を進めているうちに「つい」いつものように『山形弁』丸出しでシニアの皆さんに話しかけるような口調になってしまっていました(照笑) 目次にある「食事栄養チェック」というタイトルも何だか複雑で難しそう・・・という印象を受けるかも知れませんが、そんなことは全くありません! ★ご利用者様にとって今の食事は合っているのかな? ★見合っているかどうやって確認していますか? このような疑問に対して、フレイル予防にとって大切な「食事(栄養)」とはどのような事柄なのかをリスク判定する基準や日ごろのケアの中で行っている食事摂取量の確認にはどんな意味合いがあるのか理由をきちんと理解できればフレイル予防の早期発見と対応に繋がることをお伝え致しました。 「食事対応の基本」の項目においても同様で、なんか大層立派な内容っぽいと思ってしまうかも知れませんが、日ごろの食事の中でどういった食品や食材を選んだらいいのか?何をどのくらい食べたら良いのか?施設入所の方にも自宅で過ごしている高齢者の方にも職員自身においても当てはまる事なので、まずは自分自身の適量という事で確認をしもらう機会を持ちました。 更に「栄養のバランスをよくする方法」も身近にある食材でこんなところに気を付けてチョイすると効率よく栄養を取り入れる事が出来るコツなんかもお話しさせて頂き、極簡単に出来る確認方法をまずは自分に当てはめてみてもらいだいですね。 そして最後に事前質問の回答を皆さんなりに見つけられたでしょうか。回答の方も提示はさせてもらいました。 総評として 事務局長様、理事長様より感想を賜りました。 とても分かり易くて聞き入ってしまったとの事、自身の家族のことが思い出されて感慨深く、あの時に投げかけた言葉は原因究明には至らなかったんだった・・・言葉一つで認識が異なることがある事は実体験からも痛感しました。との事。 理事長様からは、ご自身の体験についても貴重なお話をして下さり、話しを聞いて頷けることも多々、シニアはやはり少々の肥満よりも痩せの方が予後においてもリスクが高いと思われるため、職員は肥満の利用者に対して過度に神経質にならずに低栄養状態の方に注力してもらいたとの事でした。 お忙しい皆さんの時間を約束の時間内から超過してしまい申し訳なかったてすが、講演後も懐かしい方と再会したり、講演の感想を声かけて頂いたり、本当に感謝いたします。
最後に今回このような機会を頂きました、
主催者さま・担当者さまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
ご要望やご予算に合せてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。
全国どこへでも、喜んでお伺いいたします。
⇒専門職向け講話のご案内