山形県特養部会栄養士研究会・調理員合同研修会で講演させて頂きました!

2012年5月13日 / 講座&講話

5月11日(金)ホテル王将さんにて開催された、「山形県特養部会栄養士研究会・調理員合同研修会」で講演をさせて頂きましいた。 今回は、以前私たちが特別養護老人ホームに勤務していた頃に所属させて頂いていた「山形県特養部会栄養士研究会」さんより、「在宅療養者の方の食サポート」というテーマで講演をしてもらいたい!とお声掛けいただきました。   数年ぶりにお会いする諸先輩方をはじめ、懐かしく見知った顔ぶれの中でお話しさせて頂くのはいつも以上にドキドキと緊張しました! 参加された施設栄養士の皆さんは、私たちが活動をはじめたきっかけである「在宅療養者の方が置かれている状況」をとても身近に感じている方々だと思うので、ご施設で関わっている利用者の方を思い浮かべながら聞いて頂いけたのではないでしょうか。   療養者ご自身やご家族が、少なからず食が要因となって困っている現状において、栄養士として支援できる事があるはずだと思って活動を始めた事を、当時を振り返りながらお話しさせて頂きました。 そして、どのように起業に繋がっていったのか活動の経緯を報告させていただきました。   施設栄養士として「状態変化・食の困り度」に気付ける立場にあることの重要性を感じて頂けるきっかけになればうれしく思っています。   真剣な目とゆにしあを見守る目をヒシヒシと感じられる時間でした。 皆さんが持つネットワークの強みを発揮すれば、必ず地域を良くして行けると思いました。  

*質問していただいた内容をご紹介します*

◆施設栄養士時と現在の訪問栄養士において、栄養支援で大きく異なる点はどこですか? A, 施設で実施していた栄養ケアマネジメントがそのまま通用すると思っていましたが、実際はまるで違いました。療養者さまやご家族は、栄養改善という要望ではなく、何を食べたら良いのか?ミキサーのかけかたは?など、そして、それぞれの関わってくれている専門職に遠慮して本音を言い難いという事も解ってきました。家族と専門職との間の代弁者的な役割も担う事があります。感覚で動いたり、言ったりするのではなく裏付けや理由を持って対応することが栄養士はできると思います。   ◆栄養士として、コミュニケーションがとりにくい場合はありませんか? A, どうしても食に絡んだ話を最初にしがちになりますが、栄養士として話を聞くという姿勢ではなく一人の個人として相手と話をする中から、こちらが欲しい情報を自然と引き出すように流れを持っていくようにしています。相手が話しやすい状況や雰囲気を作っていくと相手も構えないで色々と情報を出してくれると思います。 
 
  このような機会を与えて頂きまして、県特養部会栄養士研究会会長、役員の皆様にお礼を申し上げます。 そして、同じ栄養士として私たちの活動を応援して下さっている皆様へ日頃の感謝と今後も引き続きご支援のほどをお願い申し上げます。   ※アンケートを取らせて頂きました内容は、後日また報告させて頂きます。

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