東根市さんの『食生活改善推進員養成講座』の講師を担当させていただきました!
2012年10月4日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話

2012年10月4日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話
今回は 『 高齢者の水分補給について~今夏を振かえって~ 』 というテーマで、毎日できる体の変化の観察や飲み込みが悪い方に対する水分補給の方法を体験していただきました。
研修中も何度も手を挙げて質問くださり、疑問にお答えしながら進めることができたので、参加者の皆さんのご協力でより実践的な内容をお伝えすることができたと思っています。
「毎日やっている○○は大丈夫!?」
と自分のケアに疑問を持つことは、より良いケアするための大きなきっかけとなります。
参加者の皆さまのご利用者さまを思う気持ちが強いからこそ、たくさんの
「なんで?」「大丈夫かな?」が生まれたと思っています。
ご参加くださった皆さんからはこんな質問を頂きました!
(たくさんいただいたので一部をご紹介します)
○とろみ調整剤がよくダマになってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?
○とろみが嫌いなご利用者さまにストローを使うのは有効ですか?
○ミキサー食に入れる水分の量はどのぐらいだといいのですか?
○食事制限がある人にとろみ剤を使っても、カロリーは大丈夫ですか?
などなど・・・
水分は実は食や生活全体に関わる問題です。今回も、最後に参加者の皆さんに『今後学びたいこと』を確認したところ、今回の研修内容である水分補給に絡めて、
☆毎日の身体チェックの方法
☆とろみ調整剤の使い方
☆食事介助の方法
☆ミキサー食の作り方
☆摂食・嚥下障害の対応 など
幅広い分野について知りたい・学びたいとの声をいただきました。皆さんの向上心に脱帽です!
最後に・・・
ご参加くださった皆さまの感想をいくつかご紹介します。
◇ わかりやすい言葉で話していただいたので理解しやすく、他の職員にも伝達しやすいので良かった。施設でチェックできる項目やすぐ実践できる方法も知ることができたので、活用していきたいです。
◇ トロミ剤のダマダマがどうしてなるのかなと思っていましたが、今日の研修会に参加でき、うまくトロミ剤を使用できると思うので良かったです。
◇ とろみについて、とろみ剤の種類がいろいろあり、成分が違ったりするのは普段考えないことだったので、自分がどれだけ理解度がないのかわかった。今後は日常での観察やとろみについて更に理解を深めたいです。
◇ 介護に携わる者として、本日の研修は再認識出来る場となりました。今後周囲の職員らにも伝えたいし、自身でっも知識の無さを痛感した気がします。利用者のためにという理念のもと、安全・安心な生活を提供出来るものとなりたいです。
このような機会を頂きました株式会社東北福祉サービスの皆さま、ご参加くださった皆さまに感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
◇ 軟食の鮭と筑前煮がおいしかったので、家でも作ったり祖父や祖母に食べさせたいと思いまし た。もし私が高齢になってかいごしてもらう立場になったら、今日作ったようなおいしいものを食べさせてもらいたいなぁと思いました。
◇ 誤嚥性肺炎の危険性について、今まで以上に体験を通して理解することができました。今回の学習で経験したことを生かして、日常でもたくさんの種類の介護食などを作ってみたいと思いました。
◇ 私も祖母も3年ほど前に脳梗塞で倒れてから、前より食べる量が減り、手の力も弱まり、今ではスプーンで食事をしています。両親が共働きのため、夕食を作るのは私の仕事なので、今日の講座で学んだように祖母をよく見て、祖母に合った食事を作っていきたいと思いました。
◇ 私はこれから介護の現場で働きたいと考えているので、今回教えていただいたことを頭に入れ、今後頑張っていきたいです!!
◇ 自分も将来親を介護するようになるかもしれないので、ぜひ実践しておいしくご飯を食べてもらいたいです。
◇ 祖父も全部ミキサーにかけた料理を祖母に食べさせていたどうするか悩んでいたのですが、今回の講座を通してどうすればよいかわかり、とてもよい機会でした。本当に楽しかったです!!!
2012年9月20日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話
ご参加くださったヘルパーさんなら、災害時でもしっかり対応できると確信が持てました!
暗い中でも一生懸命取り組んでくださったヘルパーの皆さまとこのような機会をくださいました 河北町社会福祉協議会の皆さまには、心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
今回のテーマは『体調不良時の食事』
具合が悪い時はどんなものを食べたらいいのか?について、体調不良をのりきる【ラクラク回復レシピのススメ】として、食品の選び方や調理法、水分のとり方などについてお話をさせていただきました。
講話の後には、ラクラク回復レシピとして、『自分が体調不良の場合の簡単メニュー』『体調不良の家族のためのレシピ』を合わせて4品 作っていただきました。
皆さま、上達が早く、初めてのメニューもテキパキと調理されておられました。
普段の男女混合の料理教室では、あまりお話にならなかったり、調理は男性、片づけは女性となってしまいがちですが、こちらの教室は男性だけなので、意外とおしゃべりだったり、片づけが丁寧なんていう男性方の意外な一面も見ることができました。
出来上がった料理がコチラです↓
講師の分として、皆さまより作っていただきました。
体調不良時の食事ということで、1品で栄養が摂れるメニューなどもあったので、少量ずつ味見をしていただく形になりました。
参加者の方からは
「お粥の栗がおいしい~」
「うどん入りの茶碗蒸しは初めてでおいしかった!」
との感想をいただきました。
「また来てください!」と嬉しいお言葉も頂きました。
参加者の皆さまとこのような機会をくださいました東根市健康福祉部子育て健康課成人健康係の皆さまに心より、お礼を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
更に、最終日の7日目はまとめと確認テストを行いました。みなさん、盛りだくさんの内容にも関わらず、介護食提供に必要な基本知識や心構えをきちんと身に付けられたことを確認できました!
参加された16名全員が無事に修了証を受け取られました。
本講習の栄えある「第一期生」ということで、ゆにしあの活動にも興味を持ってくださり、たくさん質問してくださったり、ゆにしあの掲載記事をコピーして持参くださいました。
のどかな土地と優しくて熱い素敵な人たちと触れ、庄内がさらに好きになった7日間でした!
おまけで・・・。
受講者の方より、お礼のお手紙や講習中のお写真を頂戴しました。お野菜を頂いたり、おいしいお店をご紹介いただいたりと、たくさんの交流ができた楽しい時間になりました。
コチラは亡くなられたお父様の木から初めて採れたという大切なラフランスです。
心遣いと素敵なお手紙に感動です。
真面目で熱い思いの受講者の皆さん。病院や介護施設などの給食施設に限らず、自宅や地域など幅広い場所で今回の技術・知識を生かし、”地域の食サポーター”として今後のご活躍されることと期待しています! 受講者の皆さま、7日間本当にお疲れ様でした♪2012年9月12日 / イベントレポート, お知らせ‼, 講座&講話
高齢者の方向けの普通のお食事はもちろん、同じ料理で数種類の硬さや大きさの調理にチャレンジしていただきました。
参加者の方が作られたお食事がコチラ↓
ムース状のお食事です。
コチラは別な班の方が作られたものです↓
どちらも初めてとは思えない出来です!
試食では、味だけでなく硬さや食べやすいさも確認。
「意外とおいしいね」 「これは食べにくいな~」 など、作って食べる体験をしたからこそ分かる気づきがたくさんあったようです。9月24日(月)11時45分~「やまモ
山形限定ですので、山形にお住いの方はご覧いただければうれしいです。
2012年9月10日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話
ご施設にお伺いしての研修なので、一度にたくさんの職員さんにご参加いただけます。
当初8名のお申込みでしたが、業務終了後に噂を聞きつけて(?)、意欲ある職員さんがご参加くださり、総勢15名での研修となりました。
(資料や食品・道具の準備がありますので、事前に参加人数をお伺いして行いします。)
皆さん、「食介護の研修は今まで受けたことがない!」「とっても楽しみです♪」と始まる前から気合十分。
全カリキュラム体験型の研修です。
体験型の研修も初めてとのことで、ドキドキしながらも楽しんでご参加くださいました。
実践型の研修なので、普段一緒に働く同僚や上司の方との交流の場にもなり、明日からの職員間のコミニュケーションの取り方の見直しにもなったそうです!
今まで検討することがなかった、食介護の一つ一つの動作やスキルに疑問を持ち、検討するきっかけを作ることもこの研修の大きな役割だと思っています。
参加者の方からのお声の一部をご紹介します。
※みなさん、とっても素敵な感想を沢山くださったのですが、参加いただく方の気づきが研修のポイントになりますので、内容がわからないような表現のところだけご紹介させていただきます。
積極的にご参加くださった「めだかの学校桧町校」さんの皆さん、研修を取り入れてくださいました管理者様に感謝申し上げます。
来月もまた、よろしくお願いします。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♪
今回の研修では、山新放送愛の事業団福祉援助・助成にて頂戴したスプーンを使用させていただきました。