11/29(火)おおぞらケアセンターさまにて食リハサポートを行いました!
2016年12月17日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成28年11月29日(火)13:50~16:30 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま10名+試食のみ1名、スタッフさま7名 |
平成28年11月29日(火)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第28回目を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
山形の秋に欠かせない!旬のさといもを使ってアツアツおやつに挑戦頂きました。
さといもの粘りを活かしたもっちりとした【さといも餅】と飲み込む力が弱い方向けに和風の【味噌グラタン】です。
今回も「計る」「潰す」「混ぜる」「丸める」「焼く」「塗る」「振りかける」などの作業をご利用者さま主体で行っていただきました。
地元で評判の悪戸いもをご用意頂きました。
実はご利用者様のご自宅で作られているという立派な里芋に皆さん大興奮!
「悪戸の芋はうまいもんね~」と身を乗り出して、アツアツ蒸しさといもを手に取り、皮を剥いて下さいました。
いつもは遠慮がちなご利用者様ですが、悪戸いもと聞いて、しっかりと大きな芋を選ばれました(笑)
さすがは悪戸いも!フワフワで皮がツルッときれいに剥けました。
潰した里芋を丸め、ホットプレートで焼きます。
表面に塗る甘味噌と醤油だれも、もちろん自分たちの手で作って頂きます。
青のり、白ごまなど好みのトッピングを加えて仕上げます。
裏返しの作業にもたくさんのトングを持った手が伸びてきました。
目の前で焼き上がる自分のさといも餅が待ち遠しいご様子でした。
味噌や醤油の香ばしい香りに包まれて、いよいよ完成です!
形、大きさ、味と全てが一人ひとり違う”私だけのさといも餅”です。
手の大きな男性が作ったさといも餅は手の大きさに合わせてビックサイズ!
指で出来たちょっとしたくぼみが甘だれや味噌が絡むいい具合に。
アツアツ焼きたての2品。
どちらもあっという間に完食頂きました。
面会中の娘さんも隣で見ていてくださったのですが、あまりのおいしさに娘さんに分けてあげることを忘れてしまっていたという方も(笑)
○ とってもおいしい
○ 娘さんに「お前さもけっど)いいっけな(上げると良かったね)。全部食べてしまったっけ。」
○ ご自宅で獲れた悪戸いもを使った料理に満足されておられました。
○ いつもたくさん作業をして下さる方がお休みだったので心配でしたが、別の利用者様が「自分ががんばらないと!」と
思われたのか、不在のご利用者様がしていたような役割を果たしてくださいました。
○ 娘さんに上げると言っていた方も、あまりのおいしさに上げるのを忘れて全部食べてしまっていました(笑)
○ ミキサー食を食べている方も混乱されることなく、里芋を潰したり、味噌の味見をしたりできていました。
里芋は皮やヒゲが付いたままだったので、昔を思い出しながらか興味深く触っておられました。
など・・・
今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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