6/15(月)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました。
2015年6月17日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート~おやつ編~ |
主催者 |
おおぞらケアセンターさま |
日時 |
平成27年6月15日(火)14時~16時 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま13名、スタッフさま7名 |
平成27年6月15日(月)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさんにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第12回目を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
今回はホットプレート使って、自分だけのオリジナル五平餅を作っていただきました。
最近は甘いおやつを作ることが多かったので、たまには甘くないおやつももいいかなと思いご提案しました。
今回は、「味噌を作る」「味噌を分ける」「ご飯を潰す」「味噌を塗る」「焼く」など沢山の作業を利用者様主体で行っていただきました。
下準備からもちろんご利用者様にしていただいています。
いろんな形、好みの味付けを楽しんでいただきました。
普段ミキサー食を召し上がっているというご利用者様にも、もちろんご参加いただきました!
甘味噌の分量を量ったり、混ぜたり、ご飯を潰すお手伝いをしていただいたり・・・と大活躍♪
『これは○○さんできるかも!?』とスタッフさんの気づきとフォローでできることが増えていきました。
いつもあまり食欲がない・・・という方も口を開けたり、舌を出したり、食べるのが待ちきれない様子でした。
おいしい!と笑顔。どんどんスプーンが進みます。
前回に引き続き、今回もお茶をご利用者様に入れていただきました。
今回は重いポットもヨイショ!
同じお茶を入れる作業も「注ぐ」だけでなく、「茶葉を急須に入れる」「ポットからお湯を注ぐ」など、回を重ねる毎にご利用者様にしていただくことが自然と増えていきます。
・何回も焼いたから、上手くもなるよ~。
(認知症がある方ですが、ホットプレートを使ったことを覚えていらっしゃいました)
・味噌がとってもおいしい~!
・大きいけど、全部食べた。
(食べる前からお腹いっぱいとおっしゃっていたご利用者さまでしたが、完食されました)
皆さん、満面の笑顔でペロリと食べてくださいました。
オリジナル甘味噌を作った小鉢まできれいにすくって食べてくださいました。
・「この人ならこれができる!」と思ったことの予想を上回る手際で取り組んでいただけました。
・不穏だった利用者様も他の方の作業を見て、「こうすればいい」と助言ができていました。
・甘味噌作りでは、トッピングを変えての味の調整や味噌の硬さなどに利用者さんのこだわりが出ていました。
・今回はお茶も茶葉から入れていただきました。
コップの高さでどのぐらい注がれているが見えずらそうだったので、次回工夫したいと思いました。
・なんとなく見たことがあるものだからか、利用者様一人一人が自信を持って、こだわって作業ができていました。
・体調不良や食欲がない方も、手を伸ばしたり、口や舌を出し笑顔で参加できていました。
など
今回の食リハでも職員さん一人一人、ご利用者さまの”できること”をたくさん見つけてくださったようでした。
回を重ねる毎に利用者様を”見守る”の意識が高まり、そのための準備や声掛けなどの心配りがすばらしいと感じます。
食リハサポートでは、ご利用者さまやスタッフさんのご要望にお答えしながら、ご利用さま皆さんが楽しく参加できるように、能力に合わせた調理方法を盛り込んだメニューのご提案、日々の食事やおやつの際にも使って頂けるプログラム作りを行っています。
今回も、作業一つ一つに対して、スタッフのみなさんがご利用者さまそれぞれの”できること”に注目しながら、ご参加くださったおかげで、火傷などの怪我もなく安全に楽しくおやつ作りを楽しむことができました。
事前準備から丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。
また、食リハサポートの導入を検討いただいておりますご施設の方の見学も快くお引き受けくださいました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
7月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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