イベント名	食リハサポート
日時	平成28年1月19日(月)13：50～16：30
会場	おおぞらケアセンター　デイルーム
参加者	ご利用者さま11名、スタッフさま7名

 

 

 

平成28年1月19日（月）に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第19回目を行いました。

 

今回は作っていただいたメニューはこちら！

 

ご利用者様のお誕生日を兼ねての開催となりました！ 
今回も、「計る」「卵を割る」「混ぜる」「すくう」「蒸す」「切る」「焼く」「裏返す」「しぼる」「ふりかける」など、おなじみの調理作業の組み合わせでできるので、みなさんに大活躍いただきました。

 

 


いつもの作業に加え、今回も「名前を書く」ということに挑戦いただきました。
普段名前を書く機会がないとのことでしたが、”私の蒸しプリン”はコレ！とすぐにわかるように目印として書いていただきました。
大きく大胆に書かれる方、すみに小さく控えめに書かれる方、今回はスタッフさんお願いされた方も自分のお名前を伝えたり、書き間違いがないかを確認してくださいました。

プリン作りと焼きリンゴ作りと２つも火を使う作業でしたが、スタッフさんの見守りと適切な声掛けで怪我もなく、安全に進めることができました。

ご利用様それぞれに得意な作業とちょっと苦手な作業があります。
どれが得意でどれが苦手かはもちろん、苦手なことはどんな伝え方や少ないお手伝いで上手にしていただけるかを考えていただきながら、スタッフさんには関わっていただきます。
担当のスタッフさんはスタッフさんに目を通してもらいたい！という熱い思いでいつもイラスト入りのとても分かりやすい資料を作り、掲示方法や伝え方などを工夫してくださいます。
すべての作業を「どう利用者様にやって頂こうかな？」と考えながら進めることになるため、簡単なレシピでもとても充実したプログラムになるのが、食リハの面白いところだと思っています。

今回は初参加の方もおられ、新たな席の配置を試していただいたところ、
普段は見ていることが多い方が自ら作業する機会が増えたり、
いつもは沢山作業をして忙しくしている方が、リラックスして落ち着いて参加されたりと、
新たな一面を見られたとのことでした。

 

●○○さんがお誕生日だから、おいしいものを食べさせるの。
●（山形の銘菓の店の名前）を言って、お菓子屋の様だろ！
●楽しくて興奮してきた～！
●ココアをかけたら、ショコラプリンのような味になりました。
●買ったら800円ぐらいになるわ！

など
おいしい～！以外にもいろいろな言葉が聞かれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

●途中からの参加であまりなじめなかった方も、最初からの参加にしたら自ら作業されていました。
●以前はペンを持つことに消極的だった方も、名前を書いていて嬉しかったです。
●炒めるのが難しい方も混ぜたり、アルミを切ったりといろんなことができました。
●席の工夫で焦ってしまう方も落ち着いて作業できていました。
●手を動かすのが難しい方にも味見や香りを楽しんで頂けて良かったです。
●新しい参加者さんは男性を立てたり、「やっていいですか？」と周りを気遣う言葉が聞かれ、
　席の配置の工夫でいつもの利用者さんも新らしい一面が見られました。
●体調が優れなかった方も、途中からの参加にしたことて負担なく参加できていました。
●席をいつもと変えたことで、いつもより自主的に参加される方が多かったです。
●あたたかいおやつに喜んでおられたようでした。

など

たくさんの工夫やご利用様のちょっとした変化や発見について沢山の気づきをお話しくださいました。


今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。

今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
2月の食リハもよろしくお願いいたします。

 

このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。

ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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