9/30(金)に配食弁当調理ボランティアさん向けの研修会を担当しました!
2016年10月5日 / 講座&講話
テーマ |
高齢者なりきり体験!!いつまでも自宅で“おいしい”を叶える食事支援 |
主催者 |
社会福祉法人 上山市社会福祉協議会さま |
日時 |
平成28年9月30日(金)10:00~13:00 |
会場 |
上山市市民福祉活動支援センター「ふれあい」2F |
参加者 |
上山市社会福祉協議会の配食弁当の調理・宅配ボランティアの方29名+職員さま3名 |
今回は、平成28年9月30日(金)に上山市市民福祉活動支援センター「ふれあい」にて開催された、上山市社会福祉協議会さま主催の『平成28年度調理ボランティア研修会』の講師を担当させていただきました。昨年は調理実習でしたが、今年はワークをたっぷり盛り込んだ研修会でした。
~講座の内容~
○高齢者なりきり体験
○食べやすい食事作りのポイント
○食リハ&ユニバーサルレシピ
など
初めに調理ボランティアとして関わる上での今気を付けていることについてをそれぞれお話頂きました。
・軟らかく、食べやすくしてあげる。
・一食でもバランスが良いものを届けたい。
・何と言ってもおいしくなきゃ!
など意見は様々ですが、皆さんがそれぞれ食べる人のことを思って作られていることが分かりました。
本研修では、自宅での介護の現状や食べられないことについて、体験談などを交えながらご紹介し、介護予防をする意味について考えいただきました。
また、その場で皆さんの食べ力を確認し、ご自宅や地域での活用方法をご紹介しました。
ゆにしあでは、「みんなでおいしく食べられる」をテーマに、「日常の食事」を中心としたシニアのためのやさしい食事作りのポイントをご紹介しています。
調理ボランティアをはじめとした、調理を担当する方は「硬かった」という感想に
「もっと軟らかくしなきゃ!」「もっと細かくしなきゃ!」と頑張り続けます。
作り手が頑張れば頑張るほど、食べる人の頑張る部分が減ってしまうということを忘れがちです。
「やさしい食事=軟らかい」でいいのかを振り返ることも大切だと感じています。
今回は感想などを伺う時間は設けられていませんでしたが、終了後のランチ会の際にも
「やわらかい食事が良いと思っていましたが、考え方が変わりました。」
「とても分かりやすかったです。」
など、嬉しい感想を頂戴しました。
また、「ミニトマトはどのようにして提供するのが良いのでしょうか?」という質問を頂き、それぞれのメリットやデメリット、選択する上で検討が必要な点についてご紹介しました。
皆さま体験やグループでの検討にも和気あいあいと参加いただき、楽しい時間を過ごすことができました。
今回ご参加くださった皆さんが、お弁当を作ったり届けられる際に少しでもお役に立てていただければ幸いです。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
また、今回このような機会を頂きました、上山市社会福祉協議会さまにはこの場を借りてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、参加者さま並びに上山市社会福祉協議会さまにご許可得まして掲載させていただきました。
ゆにしあでは、地域の交流会での「講話」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、いつもと違った楽しさがあると感想を頂いています!
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