7/16(火)にひいなの里さまの認知症カフェを担当しました!
2019年7月21日 / イベントレポート, 講座&講話, 食リハ
講座名 |
ひいなカフェ(認知症ケアカフェ) |
主催者 |
地域密着型特別養護老人ホームひいなの里さま |
日時 |
令和元年7月16日(火)13:30~15:30 |
会場 |
地域密着型特別養護老人ホームひいなの里さま 地域交流ホール |
参加者 |
地域密着型特別養護老人ホームひいなの里のご利用者さま、ご家族様、地域の方など 20名程度 |
地域密着型特別養護老人ホームひいなの里さま で開催された【ひなカフェ(認知症ケアカフェ)】にて講話と食リハを担当させて頂きました。
孤立しがちな患者と家族、認知症に不安を抱える方々、地域に暮らす住民の皆さん、支える医療福祉スタッフ同士による地域社会とのつながりを作り出したり、住民同士で支え合える気持がはぐくまれることが期待されています。
自治体やNPO法人、高齢者施設などが主体となって、認知症の方と家族だけでなく、地域の方の相談や情報交換の場として、普及が進められています。
食の自活プログラム【食リハ】を取り入れたプログラムのご提案を行い、
材料の準備~当日の実施までをまるごとサポートさせて頂きました!
1、夏の栄養失調とは?
夏は暑さで料理をすることが億劫となり、アイスと素麺だけなど、偏った食事になったり、
お弁当で済ませて料理をする機会が減るということが起こりがちです。
「食べていれば大丈夫!」「お弁当はバランスが良いから安心!」と思っていると、
隠れ栄養失調や活動量の低下が起き、夏バテや熱中症の原因になること、
シニア世代の夏バテは要介護や認知症の入り口になる危険性についてご紹介しました。
2、食べ方のコツ
アイスクリームやファーストフードなど、原材料がすぐにわからない加工しすぎた
食べ物はカロリーたっぷり、栄養は・・・?
簡単にできる食べ方のコツをご紹介しました。
3、食トレとは
料理を作ることが頭と体のトレーニングになることをご紹介し、
すでに半分調理されたものを使って、自分の口に合う料理にアレンジする
「食トレ(食事作りトレーニング)」をご紹介しました。
ファッションチェックでは、恥ずかしがられる方が多く、
顔を正面に向けたくないわ~と言いながらも
自身の装いのポイントをお話下さいました。
「いつも着ているから・・・特に好きっていうか・・着やすいので」
「好きな色だし、なんていうか・・そんな大した理由ないんだぁ~」など・・・
途中で恥ずかしくなってしまう方も・・・。
ドキドキしながらお話頂き、ありがとうございました!
男性の方にも話を聞くと「いつも着ているし、気にってるんだな。」
ごと自分で納得する方や
「スレンダーに見せてくれるパンツだからかな!」
と答えてくださいました。
おからだチェックでは、
「初めて聞いたよ!そういうの知らなかった!私の足は太くて指が回らないわ(笑)」
「私はなんか緩すぎるみたい・・・大丈夫なのかしら??」
という会話が聞かれ、盛り上がりながら、楽しく確認をして頂けました。
「自分の事は出来るだけ、やる!」という気持ちは
皆さん日頃から持っておられることがひしひしと伝わってきました。
それでも家事調理は、嫁さんに任せてしまった・・・という方も多く、
今回の参加を期に、
「その中で自身が手伝える部分をするようにしようと思う。」と
話して下さる方もおられ、嬉しく思いました。
<火を使わないおやつ作り~食トレ体験~>
食べ方のコツを取り入れた煮豆と果物を使った
【煮豆で!?みつ豆】を作って頂きました。
地元の果物(ブルーベリー)を用意頂き、
皆さん手際よく久しぶりの包丁だという方もおられましたが、
テキパキと作業をされて「あっという間」に
見た目にも華やかなデザートが仕上がりました!
お洒落な盛り付けに、一気にパーラーに大変身!
カフェスタイルでの懇談で話に花を咲かせながら、
美味しく味わって頂けたようでした。
「美味しいねこれ!孫と一緒に作れそうだよ!」
「少しの果物が色々と入ってて友達との茶飲み会で出したら評判良さそうだ!」
「ジュースも味を変えればまた違う趣だよな!」
「いやいや~~、旨いし綺麗だ!」
などなど
嬉しい感想を沢山頂きました。
毎月、様々なテーマでカフェをされているようで、
皆さんが楽しみながら参加されいるのが印象的でした。
ゆにしあでは、地域交流会での「講話」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣させていただいております。
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