2月14日、15日に【食事介助と調理のトレーニング教室in鈴川】を開催しました!

2013年2月15日 / イベントレポート, 講座&講話, 食事介助と調理のトレーニング

 本日は、ゆにしあの事務所近くにある、山形県の鈴川コミュニティセンターさんにて、今年度最後の介護をするご家族とこれからの介護に不安がある方のための【食事介助と調理のトレーニング教室】を開催しました。

ご参加くださったのは、30~60代の女性の皆さま。

○お姑さんを介護しているというお嫁さん

○介護を終えたからもういいと思ったら、夫が脳梗塞で介護が必要となったという方

○介護をしたことはないが、自分や夫がそうならないように勉強したいという方

○娘さんのお姑さんの介護を手伝いうために勉強したいという方

○ケアホームに勤務して入居者さんの対応に悩んでいうという方   など

 

<1日目>

 「食べにくい」「飲み込みにくい」状態を実際やトロミ剤の使い方を体験していただきました。

 トロミ剤を使ったことがある参加者さんも、改めて使い方を体験していただいたところ、とろみを付け過ぎてしまったり・・・、ダマになったり・・・失敗していたことに、今回初めて気づいたという方が多くおられました。

 

~参加者さんのお声~

◇こんなことを教えてもらえる機会がなかった。これから絶対必要になるから、もっと多くの人が知りたい情報だと思う。参加してこんなに体験出来て、たくさんの情報がもらえることを知って、他の人にも紹介したいと思いました。

◇障害を持った子供の食事について、こんな風に教えてもらったことがなかった。親同士の情報交換程度で学校の先生も分からないでいると思う。ぜひ、他の親御さんにも教えてもらう機会を作ってもらいたい。

<2日目>

 圧力鍋やハンドミキサーをなどを作った簡単な介護食を作ったり、市販の介護食の選び方の注意点や試食をしていただきました。

 皆さまお話しながら、楽しく作っていただきました。参加者さんとの交流で、楽しくホッとできることが大切だと思っています。

 仕上がりも完璧で、皆さん「おいしい~」と笑顔で完食いただきました!

参加者さんの体験談やススメレシピを聞いたり、愚痴を言ってモヤモヤを吐き出すなど、料理や介護の仕方を学ぶだけでなく、たくさんの体験をしていただけたようです。

 市販の介護食を知ることで、不安が減り、出かける機会も増えそうと希望ができたようでした。

 

~参加者さんのお声~

◇目からうろこでした。

◇介護食とは思えない、おいしいさで、これなら食べさせたいと思いました。

◇いつも同じようなメニューになってしまっていたので、家でもやってみたいと思います。

◇市販の介護食は中身が思ったより違っていました。こういう商品があると知っておくことも大切だと思いました。

◇市販の介護食を知っていると、外出ももっとしやすくなると思いました。

  

 いろんな立場の方がご参加くださったおかげで、愚痴をいうだけでなく、大変さを認めてもらったり、話を素直にきいてもらえる素敵な時間になったようでした。

 この教室は、介護に不安がある方が介護をしている方の話を聞きたいという気持ちでご参加くださっているんで、あまり話が得意でないという介護をしている方でも、自然と沢山話しができてスッキリ・・・という、いい環境になっているように思います。

 今回も、現在介護や育児をされておられる方は、昨日に比べてすっきりされた様子で、「困っている人にも紹介してみる!」と元気にお帰りになりました。教室や参加者さんとの交流を通して、解決策のヒントが見つかり、モヤモヤした気持ちが少しでも晴れたなら幸いです。

 12月より始めた【食事介助と調理のトレーニング教室】も、今年度残るは、東根市、寒河江市、山形市鈴川地区でのフォローアップの交流会のみとなります。

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