9/19(火)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
2017年9月21日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成29年9月19日(火)13:50~16:30 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま13名+試食のみ1名、スタッフさま8名 |
平成29年9月19日(火)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第37回を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
5感をフル活用する食リハ。
「開封する」「計量する」「加える」「練る」「揉む」「混ぜる」「切る」「剥く」「押す」「絞る」「つかむ」「裏返す」「流す」「乗せる」などたくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
今回はスタッフさんのご実家で穫れた秋の味覚りんごを使ったレアチーズケーキです。
職員さんお手製の説明書での予習はご利用者さまの開始前の日課になったようです。
説明書を見るだけで、
「レアチーズ大好き!」
「クリームチーズを使うんだよね?」
など、お菓子作りに精通した方のコメントが続々と聞こえてきました。
クリームチーズをしっかり練る力仕事も、協力して行うことで、とろ~りなめらかに。
ヨーグルトと混ぜてカップに流し、目の前で冷えるのを待ちます。
冷却用の水の温度もご利用者様が手を浸して確認し、
「ぬるいです。氷を足した方がいいかもしれません。」としっかり調整!
職員さんのご実家のりんご。
このままでも美味しい♪とご自分の分を切りながら、つまみ食いでも盛り上がりました。
切り方も仕上がりイメージに合わせて思い思いに選ばれました。
りんごを焼く作業ではフライパンをご用意。
いつもはホットプレートですが、一人ずつフライパンを回すことで、車いすの方もご自分の分をゆっくり焦らず焼いていただくことができました。
好みの量のお砂糖を足して照りを出したら焼きりんごが完成!
プルプルに固まったレアチーズケーキに思い思いに盛り付けて完成です!
「中にも入れたいわ!」とレアチーズの冷却中にりんごを入れるなど、小ワザも炸裂しました。
通院中で不在のご利用者さまの分もご利用者さま同士で協力して作って頂きました。
通院から戻られたご利用者さまに「おいしい?おいしいでしょう?」と嬉しそうに何度も感想を聞かれ、
「うまいな。」とスプーンが進むたびに、嬉しそうに笑顔を見せてくださいました。
誰かに食べてもらうというのも、作る喜びの一つですね。
〇 おいしい!ヨーグルトを入れたらさっぱりで2個は食べたいぐらいです。
〇 お店のようです。300円ぐらいに取れるかしら(笑)。ワインにも合いそうだわ。
〇甘酸っぱくておいしいりんごでした。
〇 もっと食べたかった。また作りたいです。
など
〇 事前にテーブルに置いていた手順書を見て、メニューを見ただけで材料を思い浮かべられる方もいて
驚きました。お菓子作りや料理作りが好きな方は普段とは意欲が全然違います。
〇 不穏で心配だった方も終始笑顔で参加ができて、安心しました。
楽しそうな雰囲気が伝わったり、定期的にする食リハに慣れているのかもしれません。
〇 認知症が進んだと感じているご利用者様も作っていることは理解でき、自分の分のリンゴを炒められました。
〇 共同作業が自然と生まれていました。
〇 ご利用者さまが自然と気づかれて気を効かせられる場面がたくさんありました。
今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。
今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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