1/11㈭に特別養護老人ホーム大曽根様にて食リハを行いました!
2018年1月19日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成30年1月11日(木)14時~16時 |
会場 |
小規模特別養護老人ホーム大曾根さま うらら |
参加者 |
ご利用者さま11名+試食のみ3名、スタッフさま4名 |
平成30年1月11日(木)に特別養護老人ホーム大曾根様にて食リハサポートの第29回目を開催しました。
入居者様全員にご参加いただけるように、2グループにわけての開催いただいております。
第29回のメニューはこちら
今回は旬のりんごを使ったお正月にぴったりの紅白のおめでたい和菓子に挑戦頂きました。
5感をフル活用する食リハ。
「開封する」「計量する」「こねる」「切る」「すりおろす」「混ぜる」「押さえる」「かける」「丸める」「押す」「のせる」など、たくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
白あんはあんこ屋さんに分けで頂いた生あんを使って、味付けや練り上げから行って頂きました。
ずっしりと重みがあるあんにも負けず、ヘラやボールをしっかり持って、選手交代をしながらしっとりなめら中になるまで混ぜて頂けました。
りんごのすりおろしでは朝日町のおいしいりんごに、切り落とした芯の近くの残った実もしっかり味見(笑)。
1つを半分にする作業では、車いすだと力が入りにくいかな~?と思っていると・・・
くるっと裏返しにして、ささっとカット!
軸を下にした方が面が広くて安定するという高度なテクニックをご利用者さまに教えて頂きました!
すりおろしの作業は選手交代をしながら、一人1/8-1/4をしっかりと責任を持ってすりおろして下さいました。
大変そうかな?と思い「交代しますか?」とお声がけすると、「大丈夫!」と黙々と手を動かされていたのが印象的でした。
ミキサー食を食べておられる方も、白あんのおしるこを伸ばす作業を泡だて器をしっかりと握り、滑らかになるまで混ぜてくださいました。
調理作業を希望されない男性の方もあんこの味見をお願いすると同意くださり、「うん」と味にも納得されていました。
白あんの上におろしりんごのコンポートを乗せて完成ですが、饅頭づくりの経験があるご利用者様は柔らかいすりおろしりんごも上手に扱われ、見事に中に包むことが出来ていました!
シンプルな作業の組み合わせでしたが、【練る】【すりおろす】などの力作業もじっくりと時間をかけて、出来上がる頃には気持ちのいい疲れで晴れ晴れとした表情をされていました。
味もおいしい!見た目もきれい!と自身の作品に大満足頂けたようでした。
このような機会をくださいました特別養護老人ホーム大曾根の皆さまは、この場をお借りしてお礼申し上げます。
2月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、特別養護老人ホーム大曾根様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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