8/28(火)に山形県社会福祉研修センター様主催「栄養士・調理師等研修会」を担当しました!
テーマ |
みんなで楽しめる食事の工夫と厨房からの発信 |
主催者 |
山形県社会福祉研修センターさま |
日 時 |
平成30年8月28日(金)10:30-12:00、13:00-16:00 |
会 場 |
山形県総合社会福祉センター 4階 総合会議室 |
参加者 |
高齢者福祉関係施設、障がい者福祉施設における栄養・調理に関わる職員さま |
1、はじめに
ファッションチェックを通して各自の自己紹介&食事の個別性が高いことをご紹介しました。
2、4つの食の困りごと&簡単チェック
体形別・症状別の困りごと4つについてご紹介し、原因と対処方法についてご紹介しました。
自宅や施設で道具不要で栄養状態を確認できる方法をご紹介し、その場で体験頂きました。
3、食べ力対策~なりきり体験~
ペアになって、実際に食べ物や飲み物を使い、
ご利用者様のがどのような状態で食べているかを体験して頂きました。
食べ物や飲み物を使って実際の食事状況を再現しながら、
食べにくさや危険性について体験頂き、
安全で食べやすい調理のポイントについてご紹介しました。
①飲み込めない体験
②認知症体験
④刻み食体験
⑤介助体験
⑥とろみ剤体験
4、食べもの対策
肥満や血糖値など、支援の中でよくご相談を頂く、疾患管理の問題点について、
体形別の対処方法をご紹介しました。
1回の食事量の目安、食品の組み合わせ方、レシピの提案方法などをご紹介しました。
5、暮らし方対策
食事への影響が大きい、「食べる」以外の暮らしの流れについてご紹介し、
食事作りを通した介護予防や重症化予防の在宅や施設での取り組み例や効果についてご紹介しました。
6、食について語ろう!<グループワーク>
①食事に関わる暮らしの流れで自分が関われるプラスワンポイントについてグループで共有しました。
②グループ内での意見交換&情報交換も行いました。
②全体で共有後にまとめを行いました。
「シャイな気質の山形県民なので、なかなかざっくばらんに行くかどうか・・・」と心配される担当スタッフの方々の懸念をよそに、
最初こそモジモジ遠慮気味でしたが(笑)、いくつもの体験を行う中でワイワイと話声も声高になっていく和やかな講習会となりました。
体験で午前中が過ぎ、午後からも体験を取り入れながらの時間は思いのほか瞬く間に過ぎ、気付けばグループワークとなりました。
事前レポートの中で、大多数の方が
「他施設の方や他の職種の方々と話す機会をせっかくなら持ちたい!」
という要望をお書きくださっていたので、
グループワークでは、自身が関われるプラスワンポイントに加えて、
他の方々の話しを聞くことで今後のヒントも見つけてもらえるのではないでしょうか。
グループワークも徐々に話が盛り上がり、まさに宴もたけなわという状況に終了時間を迎えてしまいましたので、
名残惜しさもあったのではないでしょうか。
自施設に戻った際に、研修でご発表頂いた自身の役割が行動として示されることを期待してやみません。
研修はたくさんのご質問を頂き、皆さんの熱意を感じました。
ご質問についてはその場で回答させて頂きました。
● このように実際に体験を通して得られる知識は中々ないので、貴重な機会となったと感じました。
普段は出来ない体験によって、提供している側と実際に介助されている側の気持ちが分かる
良い機会になったと思います。
● 今直ぐになにか行動に移せなくとも、間をおいてその場に直面する事があるはずなので、
その時に思い出すような講座でした。
● シャイな皆さんが沢山、会話をしてイキイキして参加している姿が印象的でした。
● 眠くなる暇がない位、充実した内容でした。
など・・・
事前準備ならびに当日準備においては、担当スタッフの方々に多大なるご協力を頂きました。
沢山の体験を取り入れた内容のため、必要物品の手配と用意にお手数をおかけしました。
おかけ様で滞りなく実施するに至りました。ありがとうございました。
なお、このレポートでご紹介させて頂いている画像に関しては、主催者さま、ならびに参加者様にご許可得まして掲載させて頂きました。
最後に今回このような機会を頂きました、主催者さま・担当者さまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいととのお声を頂いております。
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