8/31㈮に特別養護老人ホーム大曽根様にて食リハを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成30年8月31日(金)14時~16時 |
会場 |
小規模特別養護老人ホーム大曾根さま こもれび |
参加者 |
ご利用者さま10名+試食のみ3名、スタッフさま3名 |
平成30年8月31日(金)に特別養護老人ホーム大曾根様にて食リハサポートの第36回目を開催しました。
入居者様全員にご参加いただけるように、2グループにわけての開催いただいております。
第36回のメニューはこちら
今回は初夏にピッタリの爽やかなデザートに挑戦頂きました。
今回も「開封する」「計る」「混ぜる」「回す」「転がす」「分ける」「振る」「流す」「のせる」「崩す」「浸す」「かける」など
たくさんの作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
2種類の流しものを組み合わせた今回のメニューは計量が命!
1g単位で慎重に計量してくださいました。
ついついゆっくりの作業では職員さんがしてしまう・・・なんてことになりがたいですが、
職員さんもご利用者さまを信じでじっと我慢。
慎重すぎてデジタル表示が自動でオフになることもしばしばありますが(笑)、
気にせず最後までご利用者様で手分けしてたくさんの材料を計量下さいました。
繊細な計量のあとは、力仕事!
材料を混ぜてシェイカーでフリフリ作業です。
混ぜると固まるゼリーの素を使用しており、皆さんの振り具合が出来上がりのぷるぷる具合が決まります。
縦に振る方、横に振る方、転がす方、氷水の中で転がす方など・・・
手の力や姿勢などに合わせて、思い思いの方法で参加者さま全員でフリフリ~!
氷水派の方は手が冷たくなるまで一生懸命回してくださいました。
ヨーグルトプリンのぷるぷるより先きに皆さんの手がぷるぷるしてしまったようです(笑)。
疲れたらお隣さんへ・・・。
まさにリレーのように、シェイカーのバトンがユニットを駆け巡りました。
トロピカルジュレももちろん手作り!
優しく崩して、お好みの量を手作りぷるぷるヨーグルトプリンの上にかけて頂きました。
スプーン1杯だけかける方、スプーンの動きが止まらない方(笑)など、
好みに合わせて思い思いの量をおかけ頂きました。
認知症の方はそのまま食べようとされてしまうこともしばしばありますが、
予備の分の盛り付けなどをお願いするとすぐに作業に集中され、途中で食べちゃう・・・
ということも自然に回避できます。
ジメジメとしてパッとしない天気を吹き飛ばす、夏の爽やかデザートが完成です!
「疲れた~」と達成感に満ち溢れた皆さん。
寡黙な皆さんですが、感想を伺うと「おいしい!」「うまい!」とお答えくださいました。
味へのこだわりが強く、酸味が苦手なご利用者さまもご自分で作られたからなのか、
ちょっぴり渋い顔をしながらも何度も口に運んでくださっていました。
このような機会をくださいました特別養護老人ホーム大曾根の皆さまは、この場をお借りしてお礼申し上げます。
9月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、特別養護老人ホーム大曾根様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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