7/31(水)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
令和元年7月31日(水)13:50~16:00 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま13名+試食のみ1名、スタッフさま6名 |
令和元年7月31日(水)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第57回を行いました。
第57回目のレシピはこちら
前日に梅雨明けし、35度を超える暑さの中での開催となりました!
そんな真夏の暑さを吹き飛ばす
山形を代表する味覚【デラウエア】を加えたて
鹿児島のご当地かき氷「白くま」イメージした
ひんやりデザートに挑戦頂きました。
今回も
「開く」「移す」「計る」「混ぜる」「すりきる」「注ぐ」
「浸す」「すくう」「選ぶ」「並べる」「のせる」
などの様々な作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
計量や加熱ももちろんご利用者さまに行って頂きます。
粉寒天など正確さが求められる計量もなんなくこなされ、
沢山ある工程もサクサクと作業が進みます。
そのおかけで、通常職員さんがしがちな開封や分配といった
下準備からご利用者様にお願いし、手と頭が休まる暇はありません(笑)
前日には「手が痛いからおやつ作りはしなくていいは~」
とお話されていたご利用者さま。
食リハが始まるとどんどん回ってくる役割に自然と手が伸び・・・
スプーンと箸を使った両手で盛り付けされるなど、
気持ちも安定し、声もしっかり出て、
手の痛みも吹き飛んでしまったようでした!
両隣、お向かいなど、作業に合わせて自然と手が伸び、助け合いながら
作業するペアが入れ替わり立ち替わり、いろんな方と交流しながら
楽しい時間となったようです。
ペアや席の工夫で皆さん様々な立場や顔となり、
普段の生活では見えない表情や能力が花開き、
職員さんも驚かれる場面が多々ありました。
いつもは「しない!」と断られてしまう方も
隣の方から「どうぞ~」と渡されると自然と輪の中で黙々と作業をなさっており、
「してる!」と職員さんがビックリ!
【出来ない】【しない】と決めつけずに
【今この瞬間をどうやったら楽しんで頂けるか?】を考え続けて行くことが
大切だと思います。
パインはいらない・・・
ぶどうの皮も彩に・・・
など、それぞれの個性やこだわりが光る
「わたしだけの」デザートが完成しました!
御年101歳になる最高齢のご利用者様は
最近は料理自体へのご参加は無くなりましたが、
食欲が無いという日でも他のご利用者様の作ってくださったデザートを
しっかりと食べてくださいます。
今回も一口ごとに「次もウマい!次もウマい!生きてた甲斐がありました!」
と大きな声でおっしゃってくださいました。
工作では席を立たれてしまうというご利用者様が最後まで参加できるか・・・
と心配されていましたが、一度も咳を離れることなく、
楽しんで沢山の作業をしてくださいました、
それぞれが出来たこと、以前出来ていたのに難しくなったことなど、
沢山の変化や気付きに付いても終了後に振り返りを行い、
機能や認知症の進行状況、対処方法などを具体的に検討することが出来ました。
「振り返りがとても勉強になるので、他の職員にも参加させたいです!」
とのお言葉を頂き、次回からは担当者様が入れ替わりながら、
いろいろな職員さんに入って頂くことも決定しました!
● くだものが爽やかでおいしいです!
● 楽しかった~。また来てけろな~。
● 先生!次はなにすっべ?
● デラウエア初物でした。おいしかった~。
など
ボリュームたっぷりに仕上がりましたが、
あっというまに完食頂けました!
職員さんのご実家から頂いた初物のデラウエアは大好評で
味見が止まらない・・・なんて方もおられました(笑)
今回も職員みなさまのサポートのおかげで、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。
このような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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