10/10(水)おおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
令和元年10月9日(水)13:50~16:00 |
会場 |
おおぞらケアセンター デイルーム |
参加者 |
ご利用者さま14名+試食のみ2名、スタッフさま5名 |
令和元年10月9日(水)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第60回を行いました。
おかげ様で記念すべき60回を迎えることになりました。
初めての試みとして、施設の管理者様・職員様のお力添えを頂いて開始した食リハも早5年となります。
感謝の気持ちを込めた第60回目のレシピはこちら
秋深まる季節にピッタリの栗を使ったおやつに挑戦頂きました。
今回も
「開く」「移す」「計る」「混ぜる」「よそう」「すりきる」「広げる」「まぶす」
「潰す」「丸める」「包む」「のせる」
などの様々な作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
今回は前回の分担作業ではなく
個人作業中心のプログラムとして
「芸術の秋」としても思い思いに仕上げて頂きました。
飲み込みや噛む力に配慮してもち米は使わず
うるち米に長芋を加えて炊いた長芋もちもちご飯を使います。
モチ米のようなモチモチ感を楽しみながらも
とろ~りとして歯切れの良い独特の食感に
ご利用者さまも興味津々!
炊き方などを熱心に質問してくださいました。
思い思いにモチモチ長芋ご飯を袋に取り
潰し作業スタート!
熱々のご飯をタオル、めん棒、熟練した厚い皮の手など(笑)
それぞれのお好みの硬さに潰して頂きました。
真ん中に大きな栗を一粒忍ばせ
三角おにぎりを作ります。
「おにぎりなんて久しぶりで忘れたじゃ~」
といいつつもさすがの手さばきで栗おにぎりが完成!
きなこをまぶしておはぎになりました。
栗に見立ててあんを付けて形を整えたら完成!
私だけの栗が出来ました♪
まさに栗!という方・・・
栗饅頭風の方・・・
ザ!おはぎという方・・・
それぞれが大満足の仕上がりになりました。
普段は穏やかな方も
同席の方の積極性がうつったのか
袋が硬くて開けられない場面では
「おれがやるか?」などこれまでにない発言も聞かれました。
普段の生活ではできる方にばかり作業をお願いしがちですが
沢山のお仕事がある食リハは皆さんが大活躍頂けます。
回りの方の出来ないことをつい口にしてしまう方も
どんどん作業が回ってくることで回りを気にせず
否定的な発言はなく
仕事を頼まれたことにウキウキされていたとのことでした。
試食の時間は待ちきれずにソワソワの方・・・
食べるのが惜しい・・・と眺めている方など
それぞれの楽しみ方をされ
皆さんがしっかりと完食頂けました。
● にぎやかに出来たのが良かった~。
● キレイで持って帰りたいな~。おかげさまで上手に出来ました。
● おいしい!とろ~としてる。
● みんなでやって楽しかったのが良かったです。
● うまかった~。もう一個食べたいぐらい。
など
終了後は担当者さまとの振り返りを行いました。
普段は食事を食べられることが少ない101歳のミキサー食の方も
「ゆにしあだと食べるんです。」
とのこと。
実際に栗あんたっぷりのおやつにパクパクと食べて頂けました。
今回も職員みなさまのサポートのおかげで、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
終了後のご挨拶、退出の際には沢山の拍手や立ち上がって手を振ってくださる方など
いつも以上に盛り上がりがありました。
シンプルな作業で負担が少ないながらも
ご自分の作品が仕上がった満足感を感じて頂けたようでした。
このような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
次回の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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