10/16(金)に小規模特別養護老人ホーム大曽根さまにて食リハを行いました!
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
令和2年10月16日(金)14時~15時30分 |
会場 |
小規模特別養護老人ホーム大曾根さま うらら |
参加者 |
ご利用者さま8名+試食のみ1名、スタッフさま2名 |
秋深まる季節にぴったりの和風のおやつを作って頂きました。 今回も「計る」「混ぜる」「すくう」「潰す」「こねる」「ほぐす」「被せる」 「挟む」「切る」「縛る」「すくう」「広げる」 などの様々な作業をご利用者様主体にて行って頂きました。
計量や混ぜる作業は普段使わない計りを使用したり、 正確性を求められる複雑な作業です。 入れる器を間違えたり、数が分からなることもありますが、 繰り返すうちに昔の感覚を思い出されスムーズさがアップしていきます。
麻痺があって左手を使っていない方も、 混ぜる器を自身で抑えるために 自然と左手が伸びてこられました。 大ぶりでりっぱな甘夏を目に思わず「おいしそう~」と味見。 食べる機能があるにもかかわらず ご自分のこだわりでミキサー食のみを食べられる方も 自然と食べたい気持ちが高まったようです。
生活や気持ちの負担にならないように、自然の流れで作業をしていきます。 入浴で抜けられたり、戻ったりがありますが、 流れに乗れずに不安がになられないようにそれぞれの作業で区切りを付けて進めます。 経管栄養で口から食べていない方、手を出して作業が出来ない方も 目の前での作業で目で見て食を感じるだけでなく、音や香り、 温度もお楽しみ頂けます。 冷却用の氷に触れることも適度な刺激なようでした。
ミキサー食の方の分もご自分たちでお作り頂きました。 抹茶香るおしるこもおいしいですが、フルーツペーストを追加することで 香りと適度な酸味がアクセントで抹茶あんの香りやおいしさが更に高まります。 普段は休まれておやつを召し上がっておられない方にも食べて頂くことが出来ました。
● うまいな~ ● すっぱいな~ ● 甘さも丁度いいな~ 言葉は短いですが、抹茶あんの甘さや甘夏の酸味などもお感じ頂けたようでした。
このような機会をくださいました特別養護老人ホーム大曾根の皆さまは、
この場をお借りしてお礼申し上げます。 次回の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、特別養護老人ホーム大曾根様ならびに
参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、
企画提案、講師派遣させて頂いております。ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、
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