山形県訪問看護ステーション従事者研修会にてお話をさせていただきました!
2012年11月28日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話
平成24年11月24日(土)に山形県看護協会会館にて開催された、『山形県訪問看護ステーション従事者研修会』にて講話を担当させていただきました。
訪問看護ステーション小白川さんより、訪問看護ステーション連絡協議会さんの通信にて「ゆにしあ」の活動をご紹介頂いたのをきっかけに、在宅ケアおける栄養士の関わり方や訪問サポートの内容を知りたいというお声掛けをいただき、今回の講話が実現しました!
今回は、「介護家族をサポートする新しい介護のカタチ 介護者家族ための食介護サポート」というテーマでお話をさせていただきました。
☆なぜ施設ではなく、自宅という場所へ飛び出したのか?
☆活動を始めたのきっかけ
☆管理栄養士が訪問する保険制度が広まらない理由
☆ゆにしあの独自の自費サービス”食介護サポート(食事介助と調理のトレーニング)”について
などのお話をさせていただきました。
午前中に訪問ケアをされてこられたというご多忙の看護師の皆さま方ですが、疲れた様子などなく真剣な眼差しでお話を聞いて下さいました。
~参加者さまのお声~
『食の問題はとても重要であるにも関わらず、後手後手になってしまう事もありました。介護家族に食の部分をもっと掘り下げて確認し必要時はサポートを進めてみようと思いました。』
『これからは更に必要なサポートになると実感しています。』
『退院するの状態が不安定な時には、色々な問題や課題があると感じています。特に食の面は一番重要なのに後回しになることも・・・栄養剤が出ているからいいかな・・・となるケースも少なくないので、意識していきたい。』
『口から食べられない・介護家族も負担になるから・・・と、胃ろう(胃に穴をあけてチューブから栄養剤を注入する栄養補給法)という選択をしがちです。楽しみ程度の食事を継続するためにもこのようなサポートは必要だと感じました。』
『”食”がなんだかんだ言っても一番なんだと感じます。』
『置賜や庄内地域で活動しているステーションで相談したいことがあれば、連絡を差し上げても構いませんか?』という質問もいただきました。
ゆにしあで対応できることがあれはお伝えし、より具体的なサポートが必要の場合はお近くの管理栄養士にバトンをつなげたいと思っています。
利用料金や利用エリアに不安がある方も、利用できないと決めつけずにまずはお問い合わせ下さい。
山形市内の方は、無料相談所をご活用いただき、無料相談所もお越しいただくことが難しい方は電話での相談対応もいたします。
訪問看護の立ち上げにも関わったという看護師の方とお話しさせて頂き、当時の大変さとゆにしあの活動を重ねて、『労力は半端ないけど、続けていくという事が大切だし重要。頑張って!』という力強い言葉を頂きました。
ステキな笑顔が沢山集った研修会でした。
訪問看護ステーションの看護師の皆様からは、安心感と信頼がにじみ出ている、そんなオーラを感じることができました。
在宅ケアにおいては、参考にさせて頂く部分も多く、今後の連携もより一層強くなると思っています。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
※演題の垂れ幕は、役員の娘さんが書いてくださったとの事。
お土産に頂いてきちゃいました!