4/18(土)に岩手県にて【シニアの食事サポート】の講演をさせていただきました。
2015年4月21日 / 講座&講話
テーマ |
できること見えていますか? 自宅での生活を続けるための、シニアやご家族のための食のお手伝いとは? |
主催者 |
介護者サポートネットワーク・ケアむすび |
日時 |
平成27年4月18日(土)13:00~13:30 |
会場 |
北上市総合福祉センター |
参加者 |
北上市民およあび介護に関心がある方 約45名 |
平成27年4月18日(土)に岩手県北上市にある北上市総合福祉センターにて行われた、介護者サポートネットワーク・ケアむすびさん主催の東北介護の集いにて講演をさせていただきました。
●シニアの食事の現状と課題について
加齢により起こりやすい、”食べられない・飲み込めない障害”の体験や食べ力チェックをしていただきました。
●シニアが元気に暮らすための食事サポートのポイント
食べる幸せを感じることができる食事の基本や具体的なレシピについて、画像や動画を使ってご紹介しました。
また、食事を準備することを通して認知機能と身体機能の維持向上を図る食のリハビリについて、画像や動画を使ってご紹介しました。
● 講座の話を聞いて、私の父などは思い出すと料理が好きでマメに色々としていたのに手が不自由に
なったから・・・と私がすべてをしてしまっていました。
食のリハビリを知っていれば、出来る事をしてもらう事がいくらもあったな~と思い起こされます。
ですので、この食リハの考え方や活動をもっともっと広めて行ってもらいたいと強く感じました。
(父母を介護して看取ったばかりの女性)
●食のリハビリの考え方は最も大事なところだと感じました。そして介護中のことをいろいろ思い出していま
した。指先がきかなくなってきても、小豆の餞別(ゴミとり)枝豆を枝から取る、などをやっていたなあ。
どんどん機能低下していくなかで「やれることをする」「させる」「しむける」こともお互いが生活を楽しく
するコツかもしれないと思いました。(福祉施設勤務の方)
●”楽しく食べる”という、とても基本的で大事なところからの介護へのアプローチに、深く感銘を受けま
した。(一般男性)
●食リハの動画を拝見して、ご利用者もスタッフも、参加している方ひとりひとりの生き生きした表情が
印象的でした。してあげることが支援側の良い事になってしまって、”出来ることすらさせずに奪って
しまっている”という事に気付けた時間でした。(福祉施設勤務の女性)
●食リハは山形県外やサロンでもできますか?(サロン経営の方)
など
こちらからの問いかけに対してもみなさん積極的にご参加くださり、楽しくお話させていただくことができました。
シニアの方を地域でお手伝いをされている参加者の皆さん。
お話させていただいた内容が、今後皆さんのケアや活動において少しでもお役にたてれば幸いです。
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なお、このレポートでご紹介させて頂いている画像に関しては、介護者サポートネットワーク・ケアむすび様、ならびに参加者様にご許可得まして掲載させていただきました。
最後に、この度このような機会をくださいました介護者サポートネットワーク・ケアむすびの皆様に感謝申し上げます。
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