8/22(木)に山辺町 保健福祉センター「輝らりやまのべ」にて自宅介護における食のサポート研修会を担当しました。
日時 |
2013年8月22日 |
会場 |
保健福祉センター「輝らりやまのべ」 |
参加者 |
山辺町地域包括支援センター 山辺地域にお住まいの方の担当ケアマネージャー様【20名】 |
内容 |
「多職種連携の中で―栄養士の立場から―」 在宅での食介護サポートの講話 |
平成25年8月22日(木)に山辺町 保健福祉センター「輝らりやまのべ」にて開催された山辺町ケアマネ連絡会さんにて研修会を担当させていただきました。
実は、昨年の7月にも同研修会にてお話をさせていただいたので、今回は自宅介護における食のサポート第二弾としてお話させていただきました。
いつもお声掛けいただき、感謝です。
ご参加くださったのは、山辺町地域包括支援センターと山辺町にお住まいの介護が必要な方を担当されているケアマネージャーさん20名。
「多職種連携の中で―栄養士の立場から―」というテーマを頂戴し、在宅での食介護の注意点などを動画を含めての事例紹介などを通して、ご紹介させていただきました。
<参加者さんからのご質問>
Q:市販の離乳食は介護食に使えるのか?介護食と離乳食の違いは? |
A:離乳食はアレルギーや子供の味覚形成に配慮した味付けになっています。 介護食として活用できないわけではありませんが、硬さが似ているということだけではなく、これまでの生活にあった味付けかどうかも大事なポイントです。 逆に介護食は子供の味覚形成やアレルギーに対応したものではないので、離乳食としては活用には適していません。 |
Q:糖尿病患者さんの食事を高齢の旦那さんが作っていても、きちんと作れずに太ってきている人がいるのですが、ゆにしあさんではどんなサポートに入ってもらえるんですか? |
A:教科書のような献立を持って行って作ってもらうわけではなく、ご家庭や作る方の能力に合わせて練習します。 料理が得意な方ならレシピ本や献立があれば作れますが、男性の介護者さんの場合や料理が苦手な人の場合は、「普段どんな料理を作っているのか?」「お惣菜はどんなものを使っているのか?」を訪問をして個別に確認し、できることからステップを踏んで練習してきます。 一緒に買い物に行って、お惣菜を選んだり、これまで作ってきた料理をアレンジして状態に合わせた食事内容に調整する練習をしていきます。
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今回の研修の企画と運営は、山辺町地域包括支援センターさんとサニーヒルすげさわの栂瀬さんと多田さんが担当をしてくださいました。
研修の中では、サニーヒルすげさわのお二人と連携させていただいたご利用者様の事例もご紹介させていただきました。
「自宅介護における食の問題を解決したい!」
と熱い思いを持つ、お二人に素敵な機会を頂戴できて感謝です。
終了後、お二人と一番眺めのいいスポットを探して、記念撮影
ご参加くださった皆さん、このような機会をくださいました山辺町地域包括支援センターのみなさん、そして企画をしてくださいましたサニーヒルすげさわの栂瀬さん、多田さんに感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。