「2015年09月」の記事

9/9(水)にケアマネジャーのための医学知識研修会の講師をさせていただきました!

2015年9月12日 / 講座&講話

テーマ

 在宅療養で知っておきたい栄養管理について~おいしく食べ続けるを支援する~

事業名

 平成27年度ケアマネジャーのための医学知識研修会

日時

2015年9月9日(水)13:00~14:30

会場

置賜総合支庁2階講堂

参加者

置賜地域のケアマネジャー 約115名

平成27年9月9日(水)に米沢市にある置賜総合支庁で開催された、置賜地域のケアマネジャーさんを対象にした「平成27年度ケアマネジャーのための医学知識研修会★」にて、講義を担当させていただきました。


「医学知識研修会」とは・・・
 近年、医療依存度が高く、医療処置や管理を必要としながら在宅療養を送る要介護者が少なくなありません。このことから介護と医療の調整を図りサービス提供の中心的役割を果たすケアマネジャーの医療関する知識向上を図ることにより、より適切な支援の提供と関係職種間の連携推進を図ることを目的に開催される研修会です。


 

 

「在宅療養で知っておきたい栄養管理について~おいしく食べ続けるを支援する~」テーマに
○食に影響する高齢者の特徴と課題の整理
○楽しく食べ続けるための支援のポイント
・在宅での食事スクリーニングとアセスメント
・゛食べたい゛を引き出す食事
・自立支援のための食のリハビリ
などについて、私たちがこれまで自宅で療養生活をされる方々に関わらせて頂いた中で得た経験や事実を伝え、食の自立支援の考え方や対応について、体験を交えながら紹介させていただきました。

 

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感想
・重度者への介入が当初、想定したいたよりも少ない現状にあった経験を通して、重度に至るもっと早い段階の上流にいる高齢者に対して自立支援を実践検証している中での話を聞いて感じた事ですが、低栄養者の指標や高度肥満者の指標には当てはまらないのでは?これは違う指標が必要になるのでは?と思いました。
低栄養のリスクのある方に対しては、栄養改善の支援が必要であり、BMI18.5以上25未満で栄養状態に問題のない方であっても自立した食生活がし難くなっている方には、自立継続の支援が必要であるという事が感じ取れました。
些細な事だけど、特別な食事=介護食にならないのが大切だということが実感しました。(置賜保健所長)


・施設利用者に対して「食のリハビリ」が広まれば、とても良い効果が出そうなので、施設の栄養士・管理栄養士が普段レクレーションに関わる機会を持っているのであれば、このような取り組みを行ってもらいたいなと感じました。
常々、「してあげる」という事が出来る事まで行ってしまっていて、出来る機会や力を奪ってしまっている!と全く同感に思っていました。講演を聞きまして、専門分野は違えども多くの事柄に共感できるもので、嬉しくなりました。(緩和ケア医師)


・日頃のケアで行き詰まり感がありましたが、本日聞いた話の内容が全く考えも及ばない事でした。とても勉強になりました。(施設ケアマネジャー)

・在宅療養の際の食事について、介護食っていう捉え方ではない事を地域の方にも知ってもらいたいと思いました。具体的に地域向けの講座や教室など知りたいです。(地域包括ケアマネジャー)

・取り組みを聞いていて、なんだか療養者の方も関わっている方も皆さんが楽しそうな印象を受けました。(ケアマネジャー)

など、終了時間ギリギリまで深い思いが詰まった感想を沢山頂戴しました。
ご質問に関しては研修会終了後やメールにてお答えさせていただきました。

今回の研修が、これからのケアマネジャーが担う役割について考えを分かち合い、行動に繋がるきっかけになれば幸いです。

 

今回このような機会をくださいました山形県置賜保健所保健企画課健康企画さまには、心より感謝申し上げます。
また、事前の打合せから当日の準備のに至るまでご協力を頂きました担当者さまにも、お礼を申し上げます。
 
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、山形県置賜保健所保健企画課健康企画さまならびに参加者さまにご許可得まして掲載させて頂きました。
ゆにしあでは、医療・介護の専門職の方向けの「講座」「研修会」「料理教室」などを企画提案、講師派遣をさせて頂いております。
『体験』を取り入れた内容なので、わかりやすく、実践しやすいととのお声を頂いております。
ご要望やご予算に合せてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問合せください。
全国どこへでも、喜んでお伺いいたします。⇒専門職向け講話のご案内

 

9/2(水)におおぞらケアセンター様にて食リハサポートを行いました。

2015年9月12日 / 食リハ

イベント名

食リハサポート~おやつ編~

主催者

おおぞらケアセンターさま

日時

平成27年9月2日(水)14時~16時

会場

おおぞらケアセンター デイルーム

参加者

ご利用者さま11名、スタッフさま7名

平成27年9月2日(水)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおぞらケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第15回目を行いました。

 

食リハサポ1

 

今回は作っていただいたメニューはこちら!

 フルーツポンチ

 

まずはヨーグルト入りの白玉づくり。
やわらかく仕上げるため、材料や作り方に秘密があります!
メニュー自体は初めてのものでも、「計る」「こねる」「すくう」「ゆでる」「切る」などのおなじみの調理作業の組み合わせでできるので、 みなさんもちろんばっちりできていました!

 

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今回はご自分の食べる分だけフルーツを選んでいただき、お好みに切っていただきました!
「器に入るかな・・・」「彩はどうかな・・・」
と考えながら真剣に選んでおられました。
切り方や選ぶフルーツの組み合わせも個性が光ります。

 

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今回は初めて目の前でゆでる作業をしていただきました。
施設長さんが「HIコンロを買えば目の前でできるよね!」と言ってくださり、
作業のしやすさを考えて浅くて大きい鍋もご用意くださっていました。
おかげで皆さんが自分の白玉を見逃さずに(笑)、茹でることができました!

 

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盛り付けする器も利用者様に喜んでもらいたい!というスタッフさんの思いから、素敵な器を新調してくださっていました。

素敵な器でますますおいしそうな仕上がりに!

 

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名称未設定

・あんだだぢ、この前も来た人だっけが?(認知症の方が覚えていてくださいました!)
・うちさいるとこういうのは作らんねしね~。楽しかったな~。
・うまいな~。
・まだ来てけろな~。

 

名称未設定

・いつもの食レクとは違い、”自分のもの”としてこだわりが出ていたようです。
 今後は調理道具も1人1つになるように用意していきたいと思いました。

・ミキサー食の方も私の服をひっぱり「もっと食べたい」と催促がありました。

・普段は違う曜日をご利用の方にも楽しんでもらいたいと、今日お誘いしたら、喜んでもらえたので、また来月もお誘いしたいと思います。
・認知症の進行でできないことが増えてきていますが、この時間は自信を持って取り組まれているようです。
・ゆにしあさんのホームページで他の事業所の担当者の方が見てくださっていて、利用者様のイキイキした様子を見て喜んでくださっていました。

 

今回も担当者の方には丁寧にご準備いただき、スタッフの皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。

 

担当者様の努力とそれを支えるスタッフさんのおかげで、楽しい雰囲気の中で食リハを行うことができました。
おおぞらケアセンターのスタッフのみなさま、ありがとうございました。

 

今回もこのような機会をくださいましたおおぞらケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
10月の食リハもよろしくお願いいたします。

このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおぞらケアセンター様ならびに参加者様にご許可を得まして掲載させて頂きました。

ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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