10/31(月)ながすずの里さまの職員研修として食リハサポートを行いました!
2016年11月1日 / 食リハ
この度、新たに社会福祉法人みゆき会 地域密着型特別養護老人ホームながすずの里さまにて、職員研修としてゆにしあの【食リハサポート】を導入頂きました!
平成28年10月31日(月)に第1回目として、小規模多機能型居宅介護事業所「ながすず」さまのご利用者様と職員様を対象に実施しました。
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成28年10月31日(月)13:30~16:00 |
会場 |
小規模多機能型居宅介護事業所「ながすず」さま |
参加者 |
ご利用者さま12名+試食のみ2、スタッフさま4-5名+見学者様 |
記念すべき第1回目のメニューはこちら!
小規模多機能型居宅介護事業所のご利用者さまのおやつとそのちょっと前の時間を使って、おやつ作りを行いました。
キレイで素敵なオープンキッチンがあるご施設で、普段もホットケーキを焼かれたりされているとのことでした。
今回は職員研修ということで、「精神疾患を持っている方にどう関わるのか?」「職員は見守るだけでいいの?声掛けはどうしたらよいの?」
と開始前の打ち合わせから熱心に質問が上がりました。
自己紹介を終えて、早速スタート!
はじめは・・・もちろん材料の開封からです。
いつもだと計量したり、混ぜたりと下準備は職員さんで!となりがちですが、ゆにしあの食リハは準備からももちろんご利用者様主体です。
男性のご利用者さまも多くおられましたが、慎重に丁寧に混ぜたり、包丁を使って切って下さいました。
クリームを混ぜるボールが動いてしにくそう
そんなご利用者さまを見てそっとボールを支える優しい手・・・
この手もご利用者さまでした。
声掛けなどしなくても、困っていたら「手を貸す」はこれまでの長い人生経験で自然と身についているんです!
材料を切ったり、チーズクリームを練ったりと順調に準備が進み、いよいよ盛り付け!
素敵なグラスをご用意いただき、気分はお菓子屋さん!?
みなさん思い思いに果物やカステラをトッピングしていきます。
自分のお好みに合わせた私だけの秋のサンデーが完成です!
おいしい~と皆さんご自分の具材選びや盛り付けにも大満足されておられました。
あまりの出来栄えの良さに「人形の脇に飾っておきたい~」と飾り棚のそばに持ってきてくださる方も。
「いたましい~(もったいない~)」となかなか食べられないお姿もちらほら見られましたよ。
○ ご利用者さま同士が支え合っている姿を見て、とてもほほえましく、素直に嬉しくなりました。
○ 手伝ってしまわないようにぐっと我慢していました。包丁づかいなどハラハラしましたが、皆さん出来ていました。
時間をかけるとできるということがわかり、いつもは手をかけすぎていたんだということに気づきました。
○ ご利用者さまの「力の引き出し方」「視点」が大切なのだと感じました。
○ 始めて包丁を使うところを見たご利用者さまもいました。こだわりを持って包丁でバナナの皮をむかれたのが印象的でした。
○ ついつい普段は時間に追われてしまいます。段取り、下準備の大切さを感じました。
○ 職員でははしょってしまうことがありますが、工程が大切なのだということに気づきました。
○ 雰囲気よく、とても盛り上がっていました。全てを自分達でやってみることは難しくても一部から取り入れていけばと思います。
職員の皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
ありがとうございました。
また、プログラム終了後も施設長自ら直々に丁寧に施設内をご案内くださいました。
地域密着型の施設でありながら、整った設備に、ご施設のご利用者様を思う強いお気持ちを感じました。
お忙しい所、本当にありがとうございました。
このような機会をくださいました ながすずの里 さまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
今後もグループホームや特別養護老人ホームでの実施を予定していただいているので、楽しみです♪
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、小規模多機能型居宅介護事業所「ながすず」様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして、掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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