8/22㈫におおそねケアセンター様にて食リハを行いました!
2017年8月23日 / 食リハ
イベント名 |
食リハサポート |
日時 |
平成29年8月22日(火)14時~16時 |
会場 |
小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさま |
参加者 |
ご利用者さま8名+試食のみ3名、スタッフさま7名、実習生さん1名 |
平成29年8月22日(火)に、小規模多機能型居宅介護事業所おおそねケアセンターさまにて、ゆにしあの【食リハサポート】の第24回目を行いました。
今回は作っていただいたメニューはこちら!
ジメジメした空模様を吹き飛ばす、さわやかなデザートに挑戦頂きました。
5感をフル活用する食リハ。
「ハサミで切る」「開封する」「計量する」「少しずつ加える」「混ぜる」「ラップをかける」「皮から弾く」「縛る」などたくさんの作業をご利用者様主体で行って頂きました。
あんこ屋さんから分けて頂く生あんこはいつも大好評です。
砂糖や塩で味付けるする際には、「イイ塩梅」になるか皆さん塩加減に特に気を使われ、いつも絶妙なおいしさに仕上げてくださいます。
デラウエアも終わりになり、今年最後となる貴重なぶどうをご用意しました。
味見をしながら、丁寧に皮から外し、ご自分の好みの量の白あんでオリジナル”ぶどうあん”を作りました。
初めて参加されるご利用者さまお二人も、これまでの家事の経験や手先の器用さを生かしながら、笑顔でご参加くださいました。
初めての方、麻痺があって作業がゆっくりの方も安心して作業に集中頂けるように、職員さんが事前に席次や隣の方との距離などを考えてくださったことで、のびのびと作業をして頂くことができたようでした。
麻痺がある方はついつい職員さんの手が出がちです。
しかし、今回は担当者さんが、ゆにしあが事前にお渡しするオリジナルのプログラム設計シートを職員さん全員にミニサイズにコピーして配布頂いたことで、【自活】という目的を最後まで職員さん全員が意識して関わって頂き、たくさんの作業をご利用者さま主体で行うことができました。
また、麻痺のある方は麻痺のないご利用者さまから「危ない!」「なんであの人にさせるの?」という言葉を受けてがっかりすることが少なくありません。食リハはたくさんの作業あるため、麻痺がなく作業が早く終わって周りが気になってしまう方にはどんどん作業をお手伝い頂くことで、作業に集中して頂け、周りの方への過剰な干渉なども防ぐことができました。
○ おいしいです!
○ きれい!
○ おもしゃいな!(おもしろい)
○ あんこ屋さんのあんこなんだな。
○ 和菓子は家でも作ることがなかったから、楽しい!
など
○ 麻痺があるご利用者さまが一人で集中して伸び伸び作業ができていたのが印象的でした。
普段は周りのご利用者さまからの干渉が多いので、楽しんで頂けてよかったです。
○ 初参加の男性も終始笑顔で楽しまれていたようです。
○ 今回は事前に設計シートをコピーして職員に目的の共有を行いました。
まだまだつい手が出てしまうこともありますが、少しずつ他のスタッフにも
振り返りや事前準備に参加してもらえるようにしたいと思っています。
○ いつも目新しいメニューにご利用者さまがとても喜んでおられます。食リハはとても楽しいです!
など
今回も職員の皆さんがしっかりフォローくださったので、怪我もなく安全に食リハを実施できました。
プログラムや終了後の振り返りの際には実習生さんも同席くださり、担当者さんが食リハの目的や楽しさなどを熱心にご説明くださり、とても嬉しく思いました。
ありがとうございました。
このような機会をくださいましたおおそねケアセンターさまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
9月の食リハもよろしくお願いいたします。
このレポートでご紹介させて頂いてる画像に関しては、おおそねケアセンター様ならびに参加者様・ご家族様のご許可を得まして掲載させて頂いております。
ゆにしあでは、高齢者施設向けの「食事リハサポート」や「職員研修会」など、企画提案、講師派遣させて頂いております。
ご要望やご予算に合わせてのご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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