平成25年3月16日(火)に寒河江市ハートフルセンターにて開催された、寒河江市食生活改善推進協議会さん主催の研修会を担当させていただきました。
ご参加くださったのは寒河江市食生活改善推進協議会会員の40名の皆さま。
「これからの介護にそなえて~食べ方や食事の工夫~」というテーマで、講話と調理実習の2本立てで行いました。
ゆにしあが企画・開催させて頂いた介護する家族のための「食事介助と調理トレーニング教室」に、参加して下さった寒河江市食生活改善推進協議会の会長さんと会員の皆さんが
「ぜひこの教室の内容を他の会員にも伝えたい!介護する側の気持ちを知ってもらわなくちゃ!」 という気持ちを持っていただいたご縁からお声掛け頂きました。
限られた時間内での講話と実習でしたので、ゆにしあの食トレ教室の内容をピックアップした形で実施させていただきました。
日頃から食や栄養を通した活動をされている会員の皆さまなので、在宅介護に対する食のサポートにも関心を持って頂いており、活発な意見や感想が沢山飛び交いました。
講話では、実際のサポートの様子や介護している家族の声をご紹介したところ、ご自身の現状やご親戚の事を考える機会にもなったようでした。
~参加者さんの感想~
◇ 実際に介護をしていますが、相談する先がない不安を本当に感じます。
◇ 介護する家族の本音を知って、義理の妹から「お姉さんから言われたこと、絶対に忘れない!」と言われた理由が今日、よく解りました。自分では大したことない一言もプレッシャーでしかなかったんだと今は申し訳ない気持ちです。
◇ 食事の世話は家の中でなんとかするものだと思っていましたが、適切な方法を知らなければ「施設へ頼むしかない・・・」となってしまうということがわかりました。
◇ 実際に介護をしていますが、今回聞いた情報やサポートは必要なものだと思いました。
食べにくくなってきた時期の介護食の調理実習では、流石は食改の皆さん!手際が良く、短時間で仕上げることが出来きました。
~参加者さんの感想~
◇ 介護食っぽくないから孫にも良いかも!
◇ 時間に余裕のない忙しい介護者家族には「もってこい!」の内容ですね。
◇ 市販品で簡単に出来るのが良いよね!
◇ 圧力鍋って戸棚の奥に閉まってあるけど出して作ってみよう!
などなど・・・各グループで色々と話をされていました。
試食後の皆さんとの意見交換の中で、大きなエネルギーを頂きました。
「 保険制度に組み込まれていくのも必要だけど、待っていては遅いんだから今出来ることを支えましょう! 」
「誰もやっていないなら、この山形から!寒河江からだって良いじゃないですか! 」
「これからの在宅介護を不安なく行っていく為に、もっと食の面でのサポートが必要なんだという事を寒河江から声を上げましょう!みなさん!」
などなど・・・
食生活改善推進協議会の会員の皆さんより熱のこもった力強いメッセージを頂き、皆さんと一緒に地域へ広めて行きたいと感じました。 寒河江市食生活改善推進協議会会長・佐藤様、役員の皆様。事務局・堀米様。 今回は、こような機会を頂戴しまして有難うございました。 また今期も教室の開催を企画しておりますので、今後もどうぞ宜しくお願い致します。