カテゴリー「イベントレポート」の記事

山形市東部地区文化祭で「ゆにしあ通信」を設置させて頂きました!

2012年10月28日 / イベントレポート

2012年10月26日と27日、山形市東部地区文化祭が行われました! 今回、訪問看護ステーション小白川さん、愛らんど地域包括支援センターさん、東部公民館の保健師さんのご協力を得て「健康相談」コーナーでゆにしあ通信の設置と配布を行うことが出来ました。           26日は、来場者の皆さんとお話をさせて頂きました。 食生活改善推進員さんのコーナーでは、野菜蒸しパンの試食をされている御家族に声を掛けさせてもらったり地域の皆さんとふれあう事が出来ました!

 

この2日間で「ゆにしあ通信」を手にして下さった多くの皆さま、少しでも「食介護」の役に立ちますことを願ってやみません。 通信を読んでくださった方でも解決できない場合も少なくありません!!ですので、ぜひ気軽にご相談下さいませ!!   今回、このような機会を提供して下さった訪問看護ステーション小白川 所長様、日ごろからゆにしあを応援して下さり有難うございます。この場を借りてお礼申し上げます。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。   ★★お願い★★ 「ゆにしあ通信」を介護者家族の皆さまの手に届くように、設置・配布のご協力をして下さるという方・事業所様はいつでもご連絡下さいませ。  

河北町さん主催の『一人暮らし・高齢者世帯のための料理教室』の講師をさせていただきました!

2012年10月25日 / イベントレポート, イベント情報, 講座&講話

10月25日(木)に河北町職業訓練センターさんにて、河北町さん主催の『一人暮らし・高齢者世帯のための料理教室』が開催されました。 ゆにしあでは、『バランスの取れた食事のコツや健康・栄養のチェック』の講話と 『缶詰や冷凍食品などを使った簡単においしく作れる料理』のレシピ開発と調理実習の講師 を担当させていただきました。   ご参加くださったのは、河北町在住の65歳以上で一人暮らしやご夫婦のみの世帯の方20名。 実は定員オーバーのため、お断りしなければいけない方が出てしまった程、たくさんの方にお申込みいただいたそうです。   教室のタイトルは”高齢者のための”ではありますが、皆さま明るく元気なお若い方ばかりで、まだまだ高齢者と呼ぶには早い!と次回開催の場合のタイトル変更の提案をさせていただいたほどです。

調理を始める前に、毎日簡単にできるバランスの取れた食事のコツと栄養状態を見るお体チェックを体験していただきました! 皆さま、メモを取られるなど真剣に聞いてくださいました!

  『こんな食べ方のコツ初めて聞きました~。』 『薬よりやっぱり食べ物の力だと思いました!』 など感想をくださいました。   そして、いよいよお待ちかねの調理実習です。   今回は、お一人暮らしやお料理が苦手な男性などでも簡単にできる、缶詰や冷凍食品など使ったメニューを5品ご紹介してました!

4班に分かれて、皆さま楽しくお調理されておられました。

出来上がったお料理がコチラです↓

今回は、1食分の献立ではなく、1品でもバランス良く満足できるメニューとしてご飯や主菜を中心のメニューを作っていただき、少しずつ味見をしていただきました。

『○○○○でこんなに美味しいスープができるなんて知らなかった~!』

『○○○○の缶詰ってあるんだね~。こんなにおいしいならお父さんにも食べさせなくちゃ!』

『いわしの缶詰が簡単にこんな豪華でおいしくなるなら、息子が帰ってきたとき作らなきゃ!』

『こんどのサロンで今日教えてもらったのやってみる~』

『とっても楽しかったです~』

などなど・・・

嬉しい感想をたくさんいただきました。

河北町さんでも初めての調理教室とのことでしたが、ご参加くださった皆さんと河北町健康福祉課のご担当者さんのご協力で楽しい時間となりました。

このたび、このような機会をくださいました河北町健康福祉課の皆さま、ご参加くださいました河北町の皆さまには感謝申し上げます。

同じ教室を11月1日(木)にも開催予定です。

引き続き、よろしくお願いいたします。

山形在宅ケア研究会 第22回勉強会にて事例報告をさせて頂きました!

2012年10月25日 / イベントレポート, 講座&講話

平成24年10月18日(木)19時~21時 山形市医師会検診センターにて山形在宅ケア研究会の第22回勉強会が開催されました。 テーマは、「事例から学ぶ パート①」 Ⅰ・福祉用具業者との連携 Ⅱ・リハビリスタッフとの連携 Ⅲ・栄養支援室との連携 ということで、ゆにしあでも事例の報告をさせて頂きました。   ご参加されていたのは、約80名近い医療・介護関係者の方々。   今回の事例報告では、ゆにしあが新しいサポートサービスとして提供している、介護者家族が食介護方法を身につける個別のトレーニングである『自宅訪問食介護サポート』について主なトレーニング・サポートの中身、介入者の状況と状態、保険制度との違いや去年実施したテストサービスから見えてきたことなどを踏まえてお話をさせて頂きました。 30分という持ち時間の中では、全てを伝えきることは難しいので、実際のサポート風景をイメージしてもらえればと思い、ご利用者家族様が自ら撮影して下さった動画を取り入れて見て頂きました(残念なことに、音響の関係で音声をきちんとお届けすることができませんでした)。 特に病院から退院する際に、摂食・嚥下機能に障害を持たれた療養者様を介護するご家族は、栄養状態・食事状況については不安に感じています! 退院時の申し送りに「状態も安定して食事量も確保できるから」とあったとしても、、、 『何を食べさせたら良いんだろうか』 『家族と同じもので良いのか』 『どのくらい食べられたら大丈夫なのか』 『食べさせるのが怖い』 『病院と同じようにはいかない・・・』 という、表には出さない介護者の声があるというのを、専門職の立場としては、拾い上げなければならないのではないでしょうか!と呼びかけさせていただきました。 そして、介護者家族が実際に食事の準備、食事介助が適切に出来るかどうかも、任せきりにするのでなく、確認が必要であり、出来ない場合は専門的なサポートを活用することも視野に入れるべきではないかとお伝えさせていただきました。   参加してくださったから、たくさんのご意見・ご質問を頂きました。   ○これほどの時間をかけてこれだけのことをしてくれているなんて知らなかった!申し訳ないと思った。(医師)   ○歯科ともぜひ連携していければと思いました。(歯科医師) などなど・・・   「終了後も感動して泣きそうでした」 「初めて訪問栄養士さんが何をしてくれるのかが分かりました」 など嬉しいお言葉をたくさんいただきました。   今回このような機会をくださいました在宅ケア研究会の皆さま、ご参加くださった皆さま、そして事例報告のために撮影までご協力くださいました療養者さま・ご家族さまには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。  

朝日町の第4回寿大学にて『健康講話』を担当させていただきました!

2012年10月18日 / イベントレポート, 講座&講話

平成24年10月10日(水)に朝日町のエコミュージアムコアセンター「創遊館」にて、第4回寿大学が開催されました。   ゆにしあでは、約130名のご高齢者の皆さんに、「楽しく聞ける健康講話」とのご依頼を受けてお話しさせて頂きました! 講話テーマは『~元気で暮らすために~ 食事のコツと健康チェック』 さすがは地域で元気に活動されている参加者の皆さま。 食や健康に興味・関心のある方々ばかりなので、とても広い会場でしたが、会話のキャッチボールも出来て、とても活発な時間になりました。   講話後には、参加者の方からお声掛けを頂き少し話をさせて頂きました♪ 83歳になる女性で、93歳になる旦那さんと2人暮らしとのこと。 旦那さんは去年までは自身の事を何でもされていたそうですが、今年に入ってからは食べるものも軟らかいものが中心になり、自分から進んでは食べとうとされなくなったとのこと。 今回の講話の中にあった事に該当しそうで気になって・・・とお声掛けくださいました。 観察のポイントなどを話させていたくと、随分と安心されたご様子で、「今日は大変と良い時間を過ごすことが出来ました~」とおっしゃってくださいました。握手した手がとっても温かかったです(*^_^*)     このような大きな会場出の講話は初めてでしたが、講話後に音響設備の担当の方からも、大画面で映した際のスクリーンの色の出方などについても、丁寧に感想やアドバイスを頂き、大変勉強になりました。 今回、このような機会をくださいました朝日町教育委員会 教育文化課ご担当様には感謝を申し上げます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。        

十字屋山形店さんでの『食事相談会』の第1回目が無事に終了しました!

2012年10月15日 / イベントレポート

10月15日(月)に十字屋山形店さんにて、無料の食事相談会を開催させていただきました。 初めての開催でしたが、チラシを切り取って持参してくださった方、長時間順番を待ってくださった方がおられ、とてもありがたく思っております。   『チラシを見て、相談先があることを知り、うれしかったんです。』 『相談できて安心しました。話ができて良かったです。』 と言っていただきました。

”食”について相談先がなく、困っておられる方は多いと思われます。 初めての開催で、またまだ知らない方も多いと思いますので、相談先があるという『安心』のためにも継続して開催できればと思っております。   相談所の開催につきましては、”地域の方の困りごと解決のお役に立ちたい”という強い思いを持っておられる十字屋山形店さんの全面協力をいただいております。ご案内から会場設置までご対応いただきました十字屋山形店さんの担当者様にも感謝申し上げます。引き続き、よろしくお願いいたします。  

<次回の開催予定>

【開催日時】12月17日(月) 11:00~13:00

 【場 所】 十字屋山形店さん(山形市幸町2-8)

       8階サービスカウンター脇特設会場

 お知り合いの方で食事の対応などにお困りの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければ幸いです。    

小規模多機能ホームさんにて第2回目のゆにしあ食介護研修をさせていただきました!

2012年10月5日 / イベントレポート, 講座&講話

10月4日(木)に小規模多機能ホーム「めだかの学校桧町校」さんにて、ゆにしあの施設サポートの一つである、「ゆにしあ食介護研修」の第2回目が開催されました。   今回の研修内容を少しだけご紹介させて頂きますと、〇〇の機能について理解を深めて、個別のケアがなぜ必要なのかを体験してみました。(研修内容はご施設様毎に異なります!)   ゆにしあが提供する体験型研修では、今まで検討することがなかった、食介護の一つ一つの動作やスキルに疑問を持ち、検討するきっかけを作ることもこの研修の大きな役割だと思っています。 研修内容については、ご施設様毎にご希望される研修テーマをカスタマイズしてもらい、ゆにしあが更にプランニングさせて頂いております!   参加者の方からのお声の一部をご紹介します。    

<参加者さまのお声>

  ※みなさん、とっても素敵な感想を沢山くださったのですが、参加いただく方の気づきが研修のポイントになりますので、内容がわからないような表現のところだけご紹介させていただきます。  

◇ 今まで意識していなかった事を論理的に説明して頂いてとても良かったです。

 

◇ 個人の状態や変化をきちんと見極める事の大切さが必要だと思いました。

 

◇ 1人1人の食事形態を今まで通りで良いのか、もっと細かいところまで出来るようにしたいと思いました(調理員さんのコメント)。

 

◇ 明日からのケアで利用者様へ食事介助に携わる際、今日学んだことを活かして利用者様が安心して食べられるように注意してケアをしていきたいと思いました。

    積極的にご参加くださった「めだかの学校桧町校」さんの皆さん、研修を取り入れてくださいました管理者様に感謝申し上げます。 来月もまた、よろしくお願いします。 皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♪

地域包括支援センターかがやきさん主催『ケアマネジャー懇談会』にて研修の講師を担当させていただきました!

2012年10月4日 / イベントレポート, 健康づくり地域サポーター養成講座, 講座&講話

10月3日(水)に至誠堂総合ケアセンターにて、『平成24年度ケアマネージャー懇親会』が開催されました。その中の研修会として「高齢者の食介護サポート」のお話をさせていただきました。 ご参加くださったのは、居宅介護支援事業所・小規模多機能型居宅介護事業所に勤務されておられるケアマネージャーさん30名と地域包括支援センターさんと山形市の担当者さん7名。   『~介護家族をサポートする新しい介護のカタチ~介護者家族のための食介護サポートについて』 というテーマで、在宅で療養されておられる高齢者の方を支援するケアマネジャーの皆様に、ゆにしあが行っている「食介護サポート」について、医療・介護保険との違いをご理解いただくために介入事例を何例かご紹介させて頂きました。   私たちのこれまでの活動を通して、管理栄養士が行う訪問栄養食事指導においては「保険適応に向いているケース」と、「向いていないケース」があるという事を感じている事をお伝えましました! 月2回のサポートで本当に自宅で生活できるまでサポートできるのか!? なぜ訪問栄養士が地域に普及しないのか! についても、私たちが考える理由をお話させていただきました。   ケアマネジャーの皆さまに会うたびに聞かれてきた 「保険の中で出来ないんでしょうか?」という疑問の声に、お答えするため、自宅での食介護の現状を写真や映像などを踏まえて、提示させていただきました。   参加者の皆さまはうなずきながらお話を聞いてくださっておられ、保険での対応では適切なサポートが困難である理由をご理解いただけたと感じたところです。   これまでの研修会では、今までになかった”食”のサポートということで、「活用のイメージが付きにくい・・・」「どういう人に使うのか・・・」という声が出ていました。 そこで、今回はご利用様の全面協力により、実際のサポート時の映像もご覧いただきました! 「何をするのか」「どんな効果があるのか」を感じ取っていただき、ケアマネージャーさんご自身が今担当されている方、過去に担当されていた方で対象になったかもしれないという方を思い浮かべて頂けるのかどうかが今回の研修会の最大のポイントでした。   研修会終了後に参加をさせて頂いたグループワークにおいて、 「食が関係しているケースで少なからず悩ましい経験をしたことがある!」 「思い起こせばある!ある!」 「退院時にやっぱり”何を食べさせたら良いのかしら?どうやって食べさせるのかしら?”と困った方がいた!対処方がなく、結果入院を余儀なくされた・・・」 とケアマネジャーさんのご意見を伺うことができました。   これまでケアマネージャーさんには、”食の問題がある人がいない”と言われていましたが、今回の研修会を通して、「問題はあったけど、解決できないとあきらめていた・・・」「食の問題だと気づいていなかった・・・」という新たな気づきがありました。     私が参加させて頂いたグループの皆さんの感想も聞くことが出来ましたので、ご紹介します。 〇 ケアマネジャーは、全部を対応することは出来ないのだからやはり「専門職をつなぐ立場」が本来の役割なのではと感じました。 〇 食がいのちをつなぐというのを感じました。 〇 食育がブーム的に注目されているが、高齢者がどんな最後を迎えるのかという部分は今後とても重要になり注目される筈でこれからの分野だと思う。必ず必要になるので先進的な取り組みをされていると感じました。 〇 病院から退院して施設に戻ってもどのタイミングで食事の形態を変えていくのかが判断する職種が居ないので、専門的な関わりが必要だと感じました。 〇 在宅の隙間を埋めるサービスなんだ!と感じました。 〇 食をめぐるトラブルは誰しも経験しているので、サポートしてくれるサービスがあることを今日をキッカケに知ることが出来たと思う。 色々と意見交換をさせて頂き、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。   ケアマネジャーの皆さんが感じている事や思っている事も短い時間の中ではもちろん計り知れない部分の方が多いですが、どのような気持ちで関わっていらっしゃるのかも知るキッカケになりました。 貴重なご意見・応援のお言葉をいただき、ありがとうございました。   このような機会にお声掛けて頂きました地域包括支援センターかがやきのセンター長様、ご担当者様、スタッフの皆様には感謝申し上げます。 ケアマネジャーの皆様とは、今後も深く関わりを持たせた頂くことになりますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!        

東根市さんの『食生活改善推進員養成講座』の講師を担当させていただきました!

2012年10月4日 / イベントレポート, 地域の食サポーター, 講座&講話

10月1日(月)に東根市のさくらんぼタントクルセンターにて、食生活改善推進員さんの養成講座が開催されました。 ゆにしあでは、20名の受講者の皆さんに、養成講座のカリキュラムの1コマとして「国民の健康状態と生活習慣病予防」「健康日本21」の内容を含んだ講習を担当させて頂きました。   講習テーマは『地域で見守ろう 口と栄養 ~元気で暮らす健康のコツ~』 さすがは食生活改善推進員を目指す参加者の皆さん。食や料理に興味・関心のある方々ばかりなので、反応もとっても良かったです!   健康チェックでは、実際にご自身の身体を使って体験していただきました。 隣同士で「へぇぇ~」「あらら~!!」「今度は大丈夫゛みたい!」などと楽しい声があちこちから聞こえてきました♪   20時間にも及ぶ養成講座を無事終了された参加者の皆さんに、在宅での食事支援”の必要性と重要性についてもお話をさせて頂きました。   参加者の皆さまは、介護食の調理や介助方法を介護者の方にお伝えするために行っている”食介護研修”にとても興味をもってくださり、 「これから介護食講習会の開催予定はないんでしょうか?」 「開催するとしたらいつ頃で、どこの辺りでやるんですか?」 「参加したいのですが、案内は頂けないんでしょうか?」 と参加に関するご質問をたくさん頂きました!   参加者の方の中には、現在介護中の方、これまで介護をされて来られた方も多く、介護食や介助方法に関するご質問もたくさんいただきました。 「介護食のレトルトの選び方は、あるんでしょうか?」 「高齢者の食事は軟らかくするだけで良いんですか?」 「野菜がなかなか取り難くなりますが、火を通すと栄養素が壊れてしまうし茹でると流れ出てしまいますが、食べ方はどのような方法が良いんでしょうか?」 などなど・・・ ゆにしあの食介護研修では、そんな疑問にお答えするお料理や介護のコツをご紹介しています!   皆さまのご期待にお応えして、今年度中には東根市さんでも”介護食教室(仮称)”を開催予定ですので、どうぞお楽しみに♪ 詳しい内容が決定しましたら、ご案内をさせていただきます。   今回、このような機会をくださいました東根市健康福祉部子育て健康課ご担当様には感謝を申し上げます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。       ちなみに! 「食生活改善推進員」とは? 我が家の食卓を充実させ、地域の健康づくりを行うことから出発した食生活改善推進員は、「食生活を改善する人」を意味します。豊かな感性と知性と経験が1人1人の力となり結集され、”私達の健康は私達の手で”をスローガンに、食を通した健康づくりボランティアとして活動を進めている方々です。-一般財団法人 日本食生活協会より-

(株)東北福祉サービスさんにて介護研修の講師をさせていただきました!

2012年10月3日 / イベントレポート, 講座&講話

10月2日(火)に株式会社東北福祉サービスさんにて、食介護に関する研修をさせていただきました。ご参加くださったのは、各ご施設から集められた代表の皆さん16名。

今回は 『 高齢者の水分補給について~今夏を振かえって~ 』 というテーマで、毎日できる体の変化の観察や飲み込みが悪い方に対する水分補給の方法を体験していただきました。

研修中も何度も手を挙げて質問くださり、疑問にお答えしながら進めることができたので、参加者の皆さんのご協力でより実践的な内容をお伝えすることができたと思っています。

「毎日やっている○○は大丈夫!?」

と自分のケアに疑問を持つことは、より良いケアするための大きなきっかけとなります。

参加者の皆さまのご利用者さまを思う気持ちが強いからこそ、たくさんの

「なんで?」「大丈夫かな?」が生まれたと思っています。

   

ご参加くださった皆さんからはこんな質問を頂きました!

(たくさんいただいたので一部をご紹介します)

○とろみ調整剤がよくダマになってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

○とろみが嫌いなご利用者さまにストローを使うのは有効ですか?

○ミキサー食に入れる水分の量はどのぐらいだといいのですか?

○食事制限がある人にとろみ剤を使っても、カロリーは大丈夫ですか?

 などなど・・・

   

水分は実は食や生活全体に関わる問題です。今回も、最後に参加者の皆さんに『今後学びたいこと』を確認したところ、今回の研修内容である水分補給に絡めて、

☆毎日の身体チェックの方法

☆とろみ調整剤の使い方

☆食事介助の方法

☆ミキサー食の作り方

☆摂食・嚥下障害の対応 など

幅広い分野について知りたい・学びたいとの声をいただきました。皆さんの向上心に脱帽です!

   

最後に・・・

ご参加くださった皆さまの感想をいくつかご紹介します。

◇ わかりやすい言葉で話していただいたので理解しやすく、他の職員にも伝達しやすいので良かった。施設でチェックできる項目やすぐ実践できる方法も知ることができたので、活用していきたいです。

◇ トロミ剤のダマダマがどうしてなるのかなと思っていましたが、今日の研修会に参加でき、うまくトロミ剤を使用できると思うので良かったです。

◇ とろみについて、とろみ剤の種類がいろいろあり、成分が違ったりするのは普段考えないことだったので、自分がどれだけ理解度がないのかわかった。今後は日常での観察やとろみについて更に理解を深めたいです。

◇ 介護に携わる者として、本日の研修は再認識出来る場となりました。今後周囲の職員らにも伝えたいし、自身でっも知識の無さを痛感した気がします。利用者のためにという理念のもと、安全・安心な生活を提供出来るものとなりたいです。

   

このような機会を頂きました株式会社東北福祉サービスの皆さま、ご参加くださった皆さまに感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。

県立置賜農業高校園芸活用科3年生の皆さんより出張講座の感想が届きました!

2012年10月1日 / イベントレポート, 講座&講話

9月25日(火)に山形県介護学習センターさんの出張講座として担当させていただきました、県立置賜農業高校園芸科さんでの選択授業。 詳しくは⇒コチラ   ご依頼くださいました、山形県介護学習センターさんより 「感動するから読んでみて!」 と生徒さんのアンケートの回答用紙をお送りいただいたので、簡単にですが生徒さんのお声の一部をご紹介させていただきます。

    ◇  軟食の鮭と筑前煮がおいしかったので、家でも作ったり祖父や祖母に食べさせたいと思いまし た。もし私が高齢になってかいごしてもらう立場になったら、今日作ったようなおいしいものを食べさせてもらいたいなぁと思いました。   ◇  誤嚥性肺炎の危険性について、今まで以上に体験を通して理解することができました。今回の学習で経験したことを生かして、日常でもたくさんの種類の介護食などを作ってみたいと思いました。   ◇ 私も祖母も3年ほど前に脳梗塞で倒れてから、前より食べる量が減り、手の力も弱まり、今ではスプーンで食事をしています。両親が共働きのため、夕食を作るのは私の仕事なので、今日の講座で学んだように祖母をよく見て、祖母に合った食事を作っていきたいと思いました。   ◇  私はこれから介護の現場で働きたいと考えているので、今回教えていただいたことを頭に入れ、今後頑張っていきたいです!!   ◇  自分も将来親を介護するようになるかもしれないので、ぜひ実践しておいしくご飯を食べてもらいたいです。   ◇  祖父も全部ミキサーにかけた料理を祖母に食べさせていたどうするか悩んでいたのですが、今回の講座を通してどうすればよいかわかり、とてもよい機会でした。本当に楽しかったです!!!  

県立置賜農業高校園芸活用科3年生の皆さん、素敵な感想ありがとうございました。 皆さんの今後のご活躍を楽しみにしております♪

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